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対岸の永遠
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公演情報
てがみ座「
対岸の永遠
」の観てきた!クチコミとコメント
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住み込みの女(536)
満足度
★★★
ネタばれ
ネタばれ
ネタバレBOX
てがみ座の【対岸の永遠】を観劇。
ソ連崩壊後のサンクトペテルブルグ。
そこに住む女性の下に、アメリカから女性の父親の遺品を持った若者が現れる。
彼女の父親は、ソ連時代に国を追放されて、アメリカに亡命した詩人である。
勝手に家を出て行ったと思いこんでいた父親の遺品を通して、父と娘の真実との対話が始まるのである。
想像し難い社会主義国のソ連での一般市民の苦悩、家族感、国家感が描かれている。
苦みを潰してしまうほど、共感するにはやや難しい芝居ではあった。
ただアメリカ人の若者が、何故遺品を持ってサンクトペテルブルグまでやって来たのか?という視点から入っていくと、立場の違う我々が、彼らの苦悩に少しは寄り添う事は出来るようだ。
但し同じ立場ではなく、対岸の傍観者としてではあるのだが......。
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2016/03/13 14:42
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