演劇って
生きているんだと感じる。まずは、作る側の変化で作風も変化する。今回は作演出する主宰の齋藤陽介さんの私生活ご自身の結婚と、妹さんのご結婚と懐妊。それが色濃く作品に反映されて、ある種ノスタルジックな作品が立ち上がっていた。そう、ちょっぴりセピア色に染まっていた。また、演劇作品は、会場で上演されながら変化し成長していく。それも、演劇が生きていると感じさせること。初日を観たが、どんどん成長していく作品は、ごっこ遊びをする幼い子供から、親を看取り新たな家族を迎える大人へと成長する様に通じるのだろう。次回作には、いつ出会えるだろうか。2年は待てないですよ庸介さん。半年で観たいくらいだけど、せめて1年で再会させてください。