Be My Baby いとしのベイビー 公演情報 加藤健一事務所「Be My Baby いとしのベイビー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    何とも幸せなコメディ
    カトケン事務所のコメディの選び方は秀逸だ。クレイジーフォーユーなどで知られる米国の脚本家ケン・ラドウィッグの名作。カトケン事務所は初演時と同じメンバーで再演した。

    翻訳がいいのか、鵜山仁の演出がイキなのか、あちこちでしっかり笑いが起きる。幸せ感で泣けるラストシーンなど、役者たちがきっちり仕事をしていて、翻訳劇にありがちなぎこちなさがない。

    加藤健一の長男と高畑淳子の長女が若い夫婦役。カトケン事務所の加藤忍も、今回も面白い。

    ネタバレBOX

    今日は初日で、メディアの御招待も多かったと見られる。近くの席にいたのは朝日新聞の演劇記者、見た目はOBだ。開演しても隣接の記者としゃべり続ける無神経さ、その中身も「楽屋で有名女優に駄目出しした」とか聞くもむなしい会話。終演時に至っては拍手もせずカーテンコール中に携帯を覗いて帰り支度。

    舞台に酔いたいお客さんの神経を逆なでしていた。

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    2016/03/03 22:00

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