満足度★★★
もう少し視座というか...
この劇団...PocketSheepsは、「あの日はライオンが咲いていた」という作品で、第27回(2015年)池袋演劇祭で豊島区町会連合会会長賞を受賞している。この萬劇場のラックにその演劇祭記録「演劇人vol.22」があったので、受賞団体コメントを見た。そこには代表・太田友和 氏が「『演劇に興味ない人でも、それを観たら演劇が好きになってしまう程のお芝居』というのを1つの指標としています。しかし、理想はあっても実現させるのは難しい。」と...。
本公演は、そのチラシから復讐劇であることは容易に想像がつくが、どう行うかというその過程・手法に興味を持たせる。しかし、それは場面展開を凝らし過ぎた、または輻輳構成のためわかり難いように感じた。