期待度♪♪♪♪♪
時を経ても観ておきたい感動作
前回公演(2014年7月)の感想として次のようなことを書いた。「地震・津波は天災とすれば、原発問題は人災であろう。しかし、観念的には被害にあった人達の苦しみは分かるが、どこか醒めているような気がしている。それだけに時間が流れると風化しそうになり怖い。再演ということだが、このテーマは都度上演してほしいと願うものである。 隠すことは優しいことではないが、考えなくなることは、無知を通り越して恐怖に繋がる。」と...
悲しみを抱え込んでばかりでは前に進めない。時には忘却も必要だ。しかし、無理に忘れる、もしくは無かったことにするのではない。どう、寄り添って生きるかが大切なのではないだろうか?
故郷の大震災時に際し、大きな支援をしてくれたのが東北地方の方々。苦しい時の援助は身にしみるほど嬉しい。
苦しく悲しいこと以上に人の優しさ、親切さを思い出していきたい。