「遠い町 知らない町 でも、誰かの故郷」~浪江町と南相馬市、避難地域の今~朗読公演 公演情報 tea for two「「遠い町 知らない町 でも、誰かの故郷」~浪江町と南相馬市、避難地域の今~朗読公演」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    写真の重みを演奏と朗読で
    昨年の7月に、同劇団主宰の大根とカメラマン片倉が取材した浪江町・南相馬市の「情景」を、荒野愛子のピアノ演奏をバックに西尾早智子が朗読で浮かび上がらせる。演劇ではないが、見つめるべき状況の「生」を感じることができる。同種の企画は決して少なくはなく、それらはそれぞれに価値を持つのだろうと思うが、本作もそのようなものの一つの切り口として意味がある。今回の会場と写真と演奏と言葉と声のマッチングはステキだ。写真を確実に見せたい故に参加者をしぼった意図も評価できる。

    0

    2016/01/10 09:50

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大