満足度★★★★★
(シアターサンモールに)帰ってきた夢麻呂組
倒れた父に替わり保育園の園長代理となった元ヤンの金髪男にはなぜか園児たちの「心の声」が聞こえるわ「本当の姿(?)」が見えるわで…な物語。
園児同士の派閥やら空気を読んで“いい子”を演じる子供など、大人社会の縮図とも読める内容を中心に、しょーもないギャグ(←貶す意図は皆無)やアクション、感動を添えて休憩込み3時間の上演時間も体感的にはさほど長く感じず。
前半は娯楽性たっぷりな上にさりげなく伏線をはり、後半で複線を次々に回収しながらメッセージを伝えるという構成と主人公の設定が活きてくるのが巧いんだな。
なお、「前半で巻いたから延ばしてるんだよッ!」というサービス精神あふれる座長の台詞には大ウケ。
また、「今日は撮影が入っているから間違えると残るよ」とおっしゃったご本人が噛んだり…(爆)