満足度★★★★★
まさに文化祭
今回2回目の20歳の国。
文化祭の物語と、もうひとつ「演劇」に携わる人が悩み、想う所が見え隠れする話だったようなきがする。
劇中で北大路(岡野康弘さん)が言う台詞。
「好きだから、辞める」この台詞がココロに残る。
楽しく、切ない、時間の中。
色んな見方が出来て、でも、大人の目線で観ても、
リアルな年代の人が観ても、
「きゅん」となってしまう魔法が至る所にちりばめられている。
劇中の劇中「ロミオとジュリエット」
この「文化祭大作戦」の中にも様々な組み合わせの物語がある。
今回、ワタベ(ダルカラード・ポップ東谷英人さん)http://www.dcpop.org/members/azum.html
の劇中でのカッコよさに痺れた。いつもと、感じが違って、かなり、必見だと思う。
物語は
高校の文化祭。
クラスの出し物で高校最後の年に皆で「ロミオとジュリエット」 を行う。
恋愛。
友情。
次へのステップを前に
最後の文化祭。
なにかに一生懸命になる事を公言してしまうのが
恥ずかしいとか、カッコ悪いとか
少し、ある時代なのかも。
でも、きっと、そんな言葉にすると
照れてしまう事。
みんな、通ってきたり、進行形だったりするのかもしれない。
劇中の「ヒナ」(山脇 唯さん)
https://kotobank.jp/word/%E5%B1%B1%E8%84%87%E5%94%AF-1474706が個人的に
愛らしい役柄だった。
ホントは、優しい女の子で、観ていて可愛らしい役だった。
龍之介(斎藤マッチュさん)http://mash-info.com/mash-mania/m_saito.html
は、男気あるというか
きっと、こんな男子がいたらいいなって思いの具現化の様な役柄かなと思った。
前回観させて頂いた「花園Z」不良バージョンはかなりの出演者数だったのですが
今回は比較的個々の役柄のバックボーンも含めて
観客に伝わりやすい構成だったと思う。
個人的にOPダンスの選曲と、文化祭のセットを準備するときの選曲がツボ。
ほんと、「20歳の国」を観た後はカラオケに行って、古い番号の曲を熱唱したくなる。
岡野康弘さんhttp://www.mrsfictions.com/index.html
が、少し可愛らしい役柄で
またもや、心、打ちぬかれてしまった。
今回撮影可能タイムという素敵な企画があったのですが、
私が観た回は「ロミオとジュリエット」中盤から後半にかけて、
ほとんどシャッター音が無くなって、観る事に集中。
一瞬、切れた時に撮影はここまでなのかな?と、私は感じてしまった。
始まりは、きちんと今から!ってわかるのですが、どこまでが撮影OKなの?と終わりが、私は分かりづらかったと思いました。
前回の「花園Z」不良verのDVDを物販で購入。
今回の「文化祭大作戦 」も早く欲しいと思ったり。特に、普段、「ダンス」というイメージが薄い方の渾身のダンスが、今一度観たい。