満足度★★★★★
無題1679(15-368)
19:30の回(晴)。
19:04受付、開場。桟敷+ベンチシート席。19:30前説(110分)、開演~21:18終演。
「ちょっとそこに座りなさい(2014/7@新生館)」「潮(2015/9@ギッド・アイラック)」、本作で3作目。
千田さん「潮」「ゲンゴロウ(2014/2@pit)」「小宇宙(2013/12@SENTIO)」、河合さん「犬の下には、川が流れて。(2014/11@コンシール)」「良くてフロリダ~(2014/7@BASE)」>
サイトのキャスト紹介をみると「スターウォーズ」に関する質問がありました。私は1978年、(建て替え前の)日劇で第一作を観ていて、ずっとS小説、アニメ、マンガ、映画が大好きだったのですが、いわゆる「スペースオペラ物」は少し苦手。とはいえ1978年は「未知との遭遇」「惑星ソラリス」、「未来少年コナン」「銀河鉄道999」「キャプテンフューチャー」などがありました。早川から「海外SFノヴェルズ」、サンリオから文庫と上り調子の頃ですね。
さて、本作は「会議」という形式を用いた「地球侵略」の是非を問う、最後の「決」から始まるもの。
太陽系の(たぶん)有力者による意思決定が、ある出席者によって収集がつかない状態になる...というのは、最近でも「ナイゲン」「わたしのゆめ」などでも用いられた様式ですが、対立する関係と中立性を維持するシステムがさりげなく配置されているのと、SF的な設定に欠かせないキャラクターを演じた千田さんが巧い。
「Men in Black」のように、どこにいてもおかしくない異星人の日常、優れた科学力に反比例するかのような身勝手で意固地な感覚。