紙の船、濡れながら大海を往く 公演情報 PLANT M「紙の船、濡れながら大海を往く」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    不思議な空間
    まず物理的な空間がすごく面白いのです。劇場ではなくてビルのワンフロア。秘密の場所に迷い混んだみたいでした。
    そこが幻想的な海になったり、病院になったり、死後の世界になったり、目の前に繰り広げられられる異世界に観客は取り込まれ、迫力ある役者さんの息遣いに圧倒されました。
    死に瀕した老父とその娘の愛憎、若き父の魂の放浪、子供時代の娘の想い出などが交錯するのですが、どのシーンも緊張感があって目が離せませんでした。
    異世界にもかかわらず、これほどまでにネイティブな大阪弁演劇があったかというほど、役者さんから出てくるセリフがナチュラルで、それも圧巻でした。

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    2015/11/12 23:19

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