猫のサロン ~二組の夫婦~ 公演情報 猫の会「猫のサロン ~二組の夫婦~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    『たんぽぽ』を観た!
    売れない作家とそれを支える妻・ひなこの物語。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    まず、何が情けなかったって・・・売れない(才能が無い)夫のユキオはいつか売れると信じ込み全く働きもせず妻に働かせてその上借金まで作ってしまう。それでも妻は我慢してパートを掛け持ちしながら当面の生活費を稼ぐために働いている。

    出版社に売り込みに行ったある日、そこでユキオの書いた本を詰られバカにされたユキオはふてくされてフィリピンパブに飲みに行ってしまう。この日は妻の誕生日だったというのに。妻は呆れて家を出てしまうが、代わりに住み着いたフィリピンパブの女2人が愉快旋盤なのだ!

    リボン(徳元直子(劇団ぐるぐる牛))とジャスミン(中野架奈 )はお色気満点で特にリボンは胸のカットがハンパなく深くもしかして「こんにちは~」なんてお辞儀をすると谷間どころか全て見えちゃうんとちゃうの?(嬉しい悲鳴!)なんて想像力の羅針盤がハンパなくブレ切ってしまうほどのボディコンをお召しになって、更にその形の良い胸を作家の頭にすりすりしちゃうほどの子猫ちゃんなのです!(^0^)

    更に更にこの二人、ユキオの本を売り込みに行くと見せかけ、出版社に行って自分達の営業をして顧客を増やしてるものだから、フィリピンパブはバブル真っ盛りの黄金時代なのだったらなのなのだ!

    そんなこんなできゃわいい子猫ちゃんたちの営業力に舌をまいてお口をあんぐり開けっ放しで見ていたら、当然の事ながらユキオはその事に気付いて逆ギレして「出て行け!」となる。そこに妻が戻ってくるわけだけれど、結局薬局、またまたユキオは妻に甘えてダメニンゲンのままという、なんともイラつく内容でした。

    この物語、リボンとジャスミンが居なかったら、ただの無能な作家の物語で終わってしまう。
    次回、このフィリピンパブの物語だったら楽しそうだ~。
    ノー天気なきまぐれな子猫ちゃん役のリボンとジャスミンが光ってました。

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    2008/10/26 21:31

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  • このちゃっかり感がすんごく良かった!彼女らが出てきた時点で観客の頬も緩みっぱなしでしたよ。

    んー、あると思う。劇団の作家や役者でもある一定の年齢を超えたら、迷うでしょうね。趣味ならともかく生活していかなけりゃならないからねー。「将来を考えたら・・・」ていつも頭にこびり付いて離れないんとちゃうのかな。

    まあ、人生は迷いっぱなしですわ。

    2008/10/27 11:30

    これ、プロットとしてはいい感じじゃないですか・・。
    ど~しょ~もない作家の冴えない物語なら何ともやるせないですが、ちゃんと女神が出てきて、その上ちゃっかりというのは、何ともコミカルでいい感じです・・。

    現実の世界でも多いにありそうですね・・。
    最後、元のサヤにおさまる展開も何となく読めそうですけど・・。
    そこで安易に収まるか脱皮できるかが、ホンモノとして認められるかどうかの違いなんでしょうけどね・・。



    2008/10/27 03:21

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