満足度★★★
緩いが、観せる芝居
典型的な大衆娯楽(時代)劇...話の展開は分かり易く、その結果も安心して観ていられる。全体的にゆったりとしたテンポ(特に演技)であるが、場面転換が早く心地よい時風で流れる。場面転換はほとんどが暗転...それも完全暗転、薄明かり、スポット照明など、工夫は凝らしている。この上演後、ちょっとしたサプライズが...。座長の60歳の誕生日ということもあり、舞台上で出演者がケーキと赤いタオルをプレゼント。35歳で画気団を旗揚げし、今年で25年になるという。自分も45歳に?と冗談を(爆笑)。コメディ芝居らしい、ウィットに富んだ落ちのある挨拶であった。