満足度★★★★
本人不在制度の是非の前の、‘赦し’の意味を問われている気がした。自分を赦せるか、自分の贖罪意識と向き合えるか、遺族はじめ関係者にとってそれなしには、目をそらしても、負のエネルギーを費やしても、真の赦しは訪れない、引き戻されると感じた。では本人は・・・時間は止まっている、赦すことはあり得ない。浮遊する魂が点滅し無念の涙がこぼれ転がるなかであれこれ思い巡らせていた彼の‘正体’・・・明かされたとき、皆のもがき苦しみが一斉に思い浮かんだ。
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2015/10/23 02:23
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