【ご来場誠にありがとうございました!】ギンノキヲク FINAL 公演情報 ラビット番長「【ご来場誠にありがとうございました!】ギンノキヲク FINAL」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    再演...やはり素晴らしい。
    公演は特別養護老人ホーム「紀陽の里」で、そこで働く人々と利用者および家族の方々の心温まる内容である。「ギンノキヲク」シリーズは全四作あり、すべてを観させていただいた。それぞれの公演は一話完結になっているので、どの公演からでも楽しめる。

    本「ギンノキヲク FINAL」は、昨年も池袋演劇祭参加作品として観劇し、その素晴らしさに感激したことを思い出す。昨年は別の観点で観ていたが、本年は純粋にその優秀賞作(再演)を楽しんだ。

    ネタバレBOX

    この公演で一番関心しているのが、井保三兎 氏の当日パンフに書かれている序文「家族が倒れて実家で24時間体制の介護を1年半体験しました。再び東京に戻って来た時…以前と同じように介護の仕事をしようと思って出来なくなりました」という箇所である。
    介護…それは高齢化社会において行政はもちろん個人の生活においても大きな課題である。それは、芝居の中でも家族を介護することは、仕事以上に大変であったと悲哀をもって語ったことに凝縮されている。
    自分も両親の介護を...自宅での介護の限界は十分承知しているつもりである。しかし、施設へという選択をするまでは相当の勇気というか覚悟を要したことを覚えている。

    本公演の素晴らしいところは、単に人間味・人情味を描くだけではなく、そこで働く職員の労働環境もさりげなく問題提起している。昼夜の交代勤務、仮眠室のベットの不足、事務机での仮眠...。
    最近は介護ロボットの開発も進んでいるようだが、最後は人間的な絆が大切になろう。

    公演全体を通して、その人に対する思いやり、優しい気持ち...それが溢れんばかりに感じる。コメディな作風であるが、その底流にある問題提起は鋭く、大変見応えのある公演であった。

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    2015/09/14 15:44

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  • タッキー様
    いつもありがとうございます!
    シリーズ全て御覧くださったとの事で……大変素敵なコメント本当にありがとうございます。
    これからも精進して参ります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

    2015/09/25 16:24

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