満足度★★★★
最終日観劇
最終日11時開演、という、まるで歌舞伎のような時間帯に池袋で芝居を見る。
松尾スズキさんの絵本原作を戯曲化したものだけど、かなり忠実でびっくりした。その中でもラフな感じの王子、栗原さんやおしゃまなルーシーの岸井さんがとても愛苦しく魅力的。まるで飛び出す絵本のような不思議でちょっとブラックな楽しい舞台でした。まんま松尾さんの描き切った馬もよかったです。あんなにセリフ喋る小野寺さんを初めて見た。
互いに気遣いあう人物たちの行動に、それが子供にわかるのかなーと漠然と不安感もあったけど、客席にいたお子さんたちの笑い声が聞こえてたのも意外で、その反応も見ていて楽しい発見。
テーマ音楽も聴いてて心地よかった。