満足度★★★★★
趣向を変えて
過去3年続けたABCホールと違って、3面舞台の近鉄アート館での上演は趣向を変えてきましたね。
オープニング前のライブアートは、2m四方はあろうかという紙一面に絵師(東學)が観客の目の前で一から描き、そのまま本編へ。(2度観劇して、虎と孔雀でした)
舞台上に装飾なくシンプル。しかし回り舞台や可動の渡り廊下?橋?を設置する工夫あり。また近鉄アートならではというべきか、役者陣も四方どころか八方から登場してはけて行く。
物語もいつもとちょっと違う、不条理を感じさせるもの。
ダンサー含めて40人という大人数がいるものの、場面ごとに見やすくわかりやすい作りでした。
時代劇シリーズでは「おりょう」と並んで好きな舞台でした。