満足度★★★★★
松たか子がよかった
NODAMAPの芝居を観るのはこれが初めてだけど、台詞がものすんごい多いんですね。聞き取ろうと必死に観るうちに、観るというより参加するというくらいに集中させら、一緒に畏れ、惑い、泣き、考えさせられた。
また、藤原竜也目当てで観にいったのですが、思ってもみないほど松たか子が良過ぎて圧倒された。ラストに向かうにつれて、何かにとりつかれたように切実に研ぎ澄まされていく演技に震えが走った。また観たいと思った。
後々、何度も映像でもう一度見たいと思うようになって、DVDなどを探したが出ていないのですね。残念。でも、脚本はすべて「21世紀を憂える戯曲集」(新潮社)で読み直すことができてよかったです。