父と暮せば 公演情報 演劇ユニット体温「父と暮せば」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    観ながらも、ふと父、母をおもふ。。
    井上ひさしさんのお話が好きなのは、その時代の風だけじゃなく、そこに生きるひとを、実はどこにでもいるような感じでしっかりと描くからかなぁ‥とふと思ったり・・・。ロマンチックな台詞も時々聞かれるし。
    目の前の舞台で暮らしてる親子(娘)を観ながらも、うちの父、母は同じ時代どのようにして生きていたのだろうかと、ふと思ったりも・・・。

    泣くを通り越して、観ていて胸がすごく苦しくはなるけど、後味は良かったです。

    初日と三日目の芝居は、当然ながら雰囲気も違ってて、お父さんがあまりガンガン出て来なかった初日の方が、結果的に娘を見守ってる思いを強く感じてしまったので、初日が意外に好き・・・ということになってしまいました(笑)

    ラストの女性の表情がものすごく良かったです。

    ネタバレBOX

    正しくはないかもしれませんが、父の台詞で、「木下さんに会うた時、お前の胸はときめいた。そのときめきからわしの胴体は出来た。・・・・」
    ここから続く、この台詞達が大好きです。

    ひとりの女性によるふたり芝居を発展させた形が、こういう父、娘の設定になったと最近知りました。。

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    2015/08/04 17:34

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