JANIS 公演情報 DULL-COLORED POP「JANIS」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    孤独なジャニス
    本当の愛が欲しかったジャニスは最後の最後まで結婚に拘った。
    たいして好きでもないセスに結婚を迫ったのは家庭という居場所が欲しかったからだと思う。

    こういう種類の芝居を見せられると、ちょっとセンチになるが、幸せとは案外、家庭の中にあるのかもしれない。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    ライブハウスと化した空間は、私たちが着席する前からカウンターでドリンクを注文する時点から舞台は作り上げられていった。

    最初、ジャニス独特の潰れたひしゃげた声を真似できるのだろうか?と疑問だったが、いあいあ、真似ではなく自分の歌として自分の声量で歌っているジャニスがそこにいた。
    とにかく、美しい澄んだ声なのにパンチがある!流石です。素晴らしい声量です。

    そうして・・・フェイクの毛皮を脱ぎ捨てて歌いまくるのさっ。(^0^)

    キャッチ・ミー・ダディ
    ムーブ・オーバー
    サマータイム
    ワン・ナイト・スタンド
    を歌い、ジャニスの最後の一ヶ月の出来事を綴っていくわけだけれど、はっきり言って芝居はもうちょっとです。
    とにかく硬い。たぶん、役者が緊張しまくり?
    まだ始まったばかりなので、回を重ねるごとに良くなる筈。
    観劇はやっぱり千秋楽がサイコーなのです。

    芝居とロックンロール・ミュージック、今までの音楽劇と違ってロッカーを主軸にする事自体、面白い挑戦だと思う。その挑戦は成功だと個人的には思う。聴かせる。ストーリー性。という点では成功なのだ。




    ジャニスは酒と男とドラッグに溺れながらも、本当の愛を追求しながら、孤独の淵に蹲っていたロッカーの一人だった。

    「バンドも持って恋人も居て年に50万ドルも稼いでるのだから、満足している。」これが、ジャニスの口癖だったが、しかし、ジャニスの人生は悪い方へ転がっていった。
    「私は何でも自分で決めるわ。自分で決める事が出来るの。」と豪語しながらも人生の駒はそう簡単には自分の思い通りにはならない。
    結局のところ、プロデューサーの提案に従うほかは道がなかった。
    自分では決められない。

    ロッカーがカントリーを歌うという屈辱の中で恋人のセスとセフレのペギーに裏切られ、希望を失ってしまう。

    そんな孤独の中、寒い!と言いながらドラッグを打ちすぎてランドマークホテルの一室で息を引き取る。
    右手にマルボロ、左手に4ドル50セントを握り締めたまま。

    マルボロを買いに行かされたホテルマンがジャニスの死に顔を見て帽子を取って暴言を吐く。
    「きったねー顔だなー。そこらへんの浮浪児とかわんねー。」

    今までジャニスに対して慇懃な態度をとっていた14歳のホテルマンが吐くセリフと仕草がひじょうに重くのしかかる。

    この最後のセリフがジャニスの人生を物語っているかのごとく。



    構成、歌唱力共に素晴らしい劇でした。

    大切なものを両方手に入れることは難しいようだ。
    一つ大きなものを手に入れる為にはもう一つを手放さなければならない。




    20

    2008/10/09 18:38

    0

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  • おーじ、第一、その部内になしてそんなに2000円札ばかり持ってる人がいてるの?
    今、2000円札は天然記念物ごとく、珍しいでしょ。あんま、見ないもの。

    銀行で換えてくれるんでしょ?銀行なら・・。
    ってか、ワタクシ、箪笥送ろうか?(^0^)

    2008/10/15 01:41

    そうそう、2000円札、部内でも嫌がる人が多いんですよ・・。

    で、どうも自分はそうゆうことに頓着しないように思われてらしくて・・、
         「2000円札なんですけど、1000円札に交換とかしてもらえたりします・・?」
    て問いかけに深く考えないで応じたところ、噂を聞きつけその後オファーが殺到・・。

    おかげで、2000円札、自ら望んだ訳では決してないのですけど・・・。
    結構たまってたりして・・。


    ハイ、ご指摘通り自販とか使えないみたいですので・・。
    それならそれで割り切って、タンス貯金代わりに考えるようにしてます・・。

    まぁ、あったらあったで、あるだけ使っちゃうタチなので、ちょうどいいかなっみたいな・・。

    2008/10/15 01:27

    to-ya>
    ブルータス、お前もくぁ?!
    札、嫌いな人はいないかと・・。(^0^)

    2008/10/13 10:57

    ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/イヤァ~ン
    それをいってしまったら…私もですがな!!( ̄□ ̄)!!

    2008/10/13 01:18

    to-ya>
    そういえば・・最近、2000円札を見ないね~、お釣りで出されたら、はっきり言って断る。
    1000円と間違えても困るし、自販機で使えない!(^^;)
    ワタクシ、臭いが好きではなく、実物が好き!(^0^)

    2008/10/11 10:44

    ないない(ο ̄▽ ̄)ノ゛
    あったら既に使ってますわぁ~。
    古い紙幣は好きだけど…集めているわけではないからもって居ない。
    持っている珍しい?紙幣といえば、二千円札と一つ前の千円札。
    聖徳太子の1万円札が最近欲しいところっす(爆)

    古い紙幣といわず、古い書籍というか紙の匂いって嫌いじゃないっすσ´Д`)σゲッツ

    2008/10/11 01:04

    to-ya>
    ( ´;゜;ё;゜).;'.、.;'.、ゴフッ!!
    古い紙幣の匂いってwwwどんだけですのっ。(´-ノo-`)ボソッ... たぶん、臭い。
    第一古い紙幣なんてもってますの?

    も・もしや・・・貴女、先祖代々のツボが埋まってたりして・・(*¨) ....ボー

    2008/10/11 00:21

    あははは、私は猫耳がって普通のメイドじゃダメなの??(笑)

    本当、二つの脳があるっていうのに、情けなかぁ~♪||| ̄∇|||σ゙ツンツン

    しかし…金粉で窒息…幸せなのかそうでないのか。。。
    だったら、黄金の湯船に金色のアワアワでも♪…窒息はしないだろうけど、着色料の匂いが気になるわ…金の色ってどんな匂い??
    …古い紙幣の匂いでなければいいけれど。

    2008/10/10 22:26

    to-ya>
    君も富豪がどんなだか解らない。って・・・( ´;゜;ё;゜).;'.、.;'.、ゴフッ!!
    二人揃って情けなかー。(´-ノo-`)ボソッ...
    一度でいいから金の浴槽に金粉入りのお湯に浸かって、兎の耳したメイドに体を洗ってもらって・・・ってか、お風呂から上がるときに金粉が体に張り付いて窒息しないだろうか・・?

    アワワワ((((゜ □ ゜ ) ゜ □ ゜))))アワワワ

    そんなで死んだらしゃれになりませんわ。

    2008/10/10 22:09

    私もわからん ドーン( ̄_________ ̄)
    全て勘で話してますし(爆)

    2008/10/10 19:07

    to-ya>
    娯楽できる程度のお金って、富豪じゃね?(^0^)
    やっぱ、小心者ですわ。
    富豪と中流階級の括りが解らん!(^^;)

    2008/10/10 17:54

    (笑)同じく、その日の食べるものだけじゃダメ!
    やはり娯楽できる程度のお金は欲しいっすわぁ~♪
    お金に限らず、何事も適度が一番ヽ(´▽`)/

    2008/10/10 14:38

    to-ya>
    ジャニスを知らなくても、コメントは書いてほしいのよ。
    折角、UPしてるのに何もコメントがなかったら、寂しいもの。
    ジャニスは視聴できると思う。

    >みせかけや、理想の家庭らしいものをつくることは簡単だろうけど、でも本当の家庭ってそうではないでしょうし。。。

    同感ですな。全くもってその通りです。

    >未だに私もよく家庭ってわからない。

    ワタクシも。両親を見ててもまったく解らん。(^^;)

    >お金はあって困らないけれど、あればあるほど人間の闇の部分に近づくものだと思うわ。
    その闇にまけないぐらいの光を持っていれば、その闇に侵食されずにすむだろうけど…

    ホンマ、そうですな。
    たぶん、周りに集まる人達の種類も変わってくるよね。
    やっぱ、お金はそこそこでいいよね。
    食べるだけあればいい。ってのもダメ。
    だって芝居が観られなくなるもーーん。(^0^)


    2008/10/10 10:18

    うっ、私ジャニス全く知らないのに、コメント書いちゃった(汗)
    でも音はジャンル問わず好きだから聴いてみたいかも♪
    (ハード系やシャウト系は苦手だけどwww)

    哲学的?いやぁ~照れる(?)なぁ~(笑)
    うんうん、家庭という城を築くって、実かかなり難しいと私も思う。
    みせかけや、理想の家庭らしいものをつくることは簡単だろうけど、でも本当の家庭ってそうではないでしょうし。。。
    未だに私もよく家庭ってわからない。
    一緒にいるだけではないだろうし、かといって逆に一緒にいなくても家庭だといえるケースもあるだろうし…難しいわ。

    お金はあって困らないけれど、あればあるほど人間の闇の部分に近づくものだと思うわ。
    その闇にまけないぐらいの光を持っていれば、その闇に侵食されずにすむだろうけど…人というのは本来弱いものだからちょっとやそっとの光じゃ、簡単に闇に負けちゃうのね。
    その光が家族なのか恋人なのか、音楽なのか、絵なのかは人それぞれだと思うけど、一つでないことは確かかなって意味不明??(爆)

    2008/10/10 02:30

    おーじ>
    たぶん、曲を聴いたら知ってるかも。

    ワタクシも~。タバコがちょっと・・。どころか、大嫌いですわ。服も髪も臭くなる。
    確かにスモーキーでしたよ。
    「Livehouse Day」でなくても、役者がプカプカ吸ってました。しかも一本や二本じゃあないです。一人10本位吸う勢い。5人だから、50本。もっと吸ってたかも。
    しかし、何故か、客席に流れてくる事はなかったです。何だろ?換気扇のせいでしょか?
    それともワタクシが危険を察知して後方に座ったからでしょうか?(^^;)

    ビールははっきし言ってもっと飲みたかったです。つまみも欲しかった。
    「Livehouse Day」じゃなくても、飲み食い自由ならもっと雰囲気が楽しめたかも。(^0^)



    2008/10/10 01:11

    ハイ、とにかく有名ですから名前はもちろん聞いていましたけど、そうぃぁ実際の音楽は・・、てところです。
    或いは曲を聴いたら知ってるメロディがあるのかも知れないですが・・。
    キャロルのタペストリーはよく聴いたのですけど・・。


    いえ、タイトル観てとても興味があったのですが、唯一都合のつく日が、何でも「Livehouse Day」とかいう日でしたので・・。
    アルコールはともかく、タバコがちょっと・・。
    題材が題材ですし、さぞかしスモーキーなタイニー・アリスになるかと思って、やむなく今回は見送りました・・。

    でも、いい作品だったようですね・・。

    2008/10/10 00:59

    おーじ>
    ジャニスの音楽を聴いたことないの?意外です。貴方の事だから既にご存知かと。
    最近、ジャニスブームなのか、イタリアンやカフェで流れてます。
    ジャニスは最後に「結局、私が手に入れたのはお金と歌だけ。」と言ってるの。
    何故か、富豪と呼ばれる人たちに幸せが薄いのも事実ですよね。
    お金って周りの人間関係も左右してしまう。

    ヴォーカルはジャニスの声を真似したものではなかったのよ。返ってその方が良かった。
    ご自分の声の特徴を生かして歌ってました。とにかく上手い!(^0^)

    >ロッカー、アーティストとして名声と成功を掴んだとは言え、それが彼女自身を幸せに導かなかったという部分も、よく描かれています。

    なんだか・・・おーじ、観てきたようなコメントですわね?
    観たの?

    ショパンにせよシューベルトにせよ平坦ではなかったですね。
    それでも、天才やカリスマは名声だけは残る。
    名声などいらないから平凡な幸せが欲しい・・。彼らのそんな声が聞こえてきそうですね。


    2008/10/10 00:34

    to-ya>
    歌が素晴らしかったのよ。ジャニスとはまた違った声質だったけれど・・・いあいあ魅せられました。

    んー。to-ya、哲学的ですなっ。同感です。身近にありすぎると見えないのかも。
    しかしながら、家庭という城を築くのも案外、簡単な事ではないことも解っておりやす!(^^;)

    2008/10/10 00:19

    ジャニス・ジョプリン・・。
    今や伝説になった偉大な女性ミュージシャン、いや、女性ロッカーですね。
    余りに有名なその名前はもちろん知っていたのですが、実は彼女の音楽そのものに触れた事はないのですが・・。

    ただ、その劇的な栄光の光と影、圧倒的な存在感は、特徴あるシャウティングスタイルとともに、色んなところで話題に触れてきたように思います。

    こういう、ある種、評価の定まった歴史上の人物をお芝居の中で描くのは、或る意味難しいでしょうね・・。
    誰しも、一定の先入観や期待があるでしょうから・・。
    しかも、音楽、ヴォーカル自体、追随を許さないスタイルだったでしょうし・・。

    作品としては、雰囲気がよく伝わってくる感じだったようで、なかなか素晴らしかったようですね。
    ロッカー、アーティストとして名声と成功を掴んだとは言え、それが彼女自身を幸せに導かなかったという部分も、よく描かれています。


    >一つ大きなものを手に入れる為には・・
    レビューの最後の一行、けだし名言ですね・・。
    天才やカリスマには、やはり平坦な人生は似合わないんでしょか・・。

    2008/10/10 00:17

    素敵だね、ムードたっぷりな舞台演出大好き♪

    本当の幸せは本当に身近にあるんだろうね。
    ただ人は幸せを求めすぎていてそれがどんどん広大になっていって幸せを程遠いものとしてしまったのかもしれませんなぁ~www

    2008/10/09 23:24

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