15 Minutes Made Volume12 公演情報 Mrs.fictions「15 Minutes Made Volume12」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    初15 Minutes Made
    7/12(日)19時開演の回を観に行きました。MUさん以外の団体さんは全て初見だったのですが、思い切って行ってみて正解だったな、と。
    各団体の上演前に入る“NEXT PERFORMANCE”→団体ロゴ→作品名のアニメーションがシンプルで恰好いい。
    終演後、「おわりの会」のアフタートークを聞きながらアンケートを書こうとしたのですが、時間内に終わらず外に出てから続きを書くことに。ながら作業の苦手な人間は欲張っちゃいけませんね(T_T)

    ネタバレBOX

    以下、上演順に感想。

    1. Mrs.fictions
    主催団体がトップバッターを務めるとは思っていなかったので驚き。登場人物2人の描き方が幾分物足りなく感じられたものの「謝って勝手に終わりにされても痛めつけられたこっちはどう生きてきゃいいんだコノヤロウ」という心境には共感。ラストは自殺エンド? 忌村が火のついた煙草を投げ込んだ段ボール箱にもダイナマイトは入っていたのだろうか。

    2. 20歳の国
    15分で爽やかにまとまっていたと感じた。ここ数年で何度か結婚式に参列したのでちょっと身につまされるような感覚もあり。多川役・斉藤マッチュさん、先日観た『少年は銃を抱く』にご出演されていたことに上演始まってから気づく(恥)。ところで高校時代にカラオケでglobeとスキマスイッチ歌ってた人って何年生まれって設定なんだろう。自分はglobe全盛期に小学生で『全力少年』がヒットした頃は既に大学生だった。

    3. MU
    こちらも15分でうまくまとまっていたという印象。笑いどころ多々ありつつえぐみも豊富。序盤で「この店員さんがドピュッシーだったってオチかなあ」と推測するも、結局単純に巻き込まれただけのひたすら不運な人だったことが判明。深読みし過ぎだった(赤面)。 さすがに長編の『少年は銃を抱く』と比べると物足りなさを感じるが、以前観た短編『やっぱり猫が行方不明』よりは本作のほうが個人的には好み。

    /*10分休憩*/

    4. 第27班
    15分で見事にまとまっていたという印象。というか、やられた。「ああもうめんどくさい娘だなあ」とかイラついてる場合じゃなかった。前髪切り過ぎたことが手触りで分かるとかヘアピンで留めようとしても自分じゃ見えないとかヒントはいくつもあったのに悉く見落とした(大恥)。ラスト、ひとり花火を見上げる友樹に「あいつ〝ひと夏の思い出作りに協力する〟以上の熱意ないみたいだし、まだチャンスあるよ、きっと」と励ましの言葉をかけたくなる。

    5. The end of company ジエン社
    含意は色々とあったのだと思うが、読解力不足で全く読み取れなかった。時間(or時間も場所も?)の異なる複数の会話が同時に展開される場面であっという間についていけなくなる。
    アフタートークでのお墓と劇場の類似の話や論語の小劇場的解釈の話は面白かった。

    6. シンクロ少女
    序盤で土下座する黒田の背中を踏んでいたと思ったら回想では緊縛されたり鞭打たれたり、果たしてミツコはSだったのかMだったのか? 人生経験乏しいしSMに造詣が深いわけでもないので軽く混乱。最後の最後に力業でぶった切ったな、という印象。

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    2015/07/13 00:57

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