満足度★★★★
明治後期を生きる人々の活力医師でありシェフである主人公が自由と平等を謳って「太平洋食堂」をオープンさせる。そしてそこに集まる人々が生き生きと描かれ、明治後期という時代を生きる人々の活力が伝わってくる。その演出と役者陣の表現力は見事でたっぷり3時間飽きることなく楽しみながら、思想弾圧事件として受け止めることもできた。しかし民衆の思いを権力にぶつける手段として爆弾作りに手を染めるという主人公の過激過ぎるもう一面が自分には今一つ腑に落ちない点として残った。
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2015/07/05 15:15
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