満足度★★★★
人情劇の王道
1985年8月12日の御巣鷹山に墜落した日航機事故を題材にした人情劇…。
終演後の座長(赤塚真人さん)の挨拶、毎回その話に感動させられる。今回はこの事故で親友を亡くしており、その無念さが滲んでいた。「いつ、どのような事で亡くなるか、それは突然起こるかもしれない。(後悔しないように)日々を生きる」と...。ちなみ1年前の公演「同居人」では、ヨットで太平洋横断した堀江謙一氏の言葉を引用し、「孤独は耐えられても孤立は耐えられない」と。どちらも痛みを知った言葉である。本公演は、.現世への未練・想いを笑いと涙で観せる、人情劇の王道である。
毎回この劇団の舞台セットは見事に作り込んでおり、今回もスナックの雰囲気(上手にカウンターとスツール、下手にソファーセット、舞台中央奥にもテーブル席)を作り出していた。そんなスナックに集まる人々は...。
2015/06/23 02:35
劇団裏長屋マンションズです。
貴重なご意見、また本当に丹念にご観劇くださり心より感謝申し上げます。
昨年の終演挨拶の内容までご記憶いただいていたとは、嬉しい限りです。
これからも、よりブラッシュアップを重ねさらにお喜びいただけるような作品作りに臨んで参ります。
このたびは、誠に有難うございました。