期待度♪♪♪♪♪
ぼくらは日本列島の島民か
島民A「解説文を紹介しておきます。
『島は、ある種の者達にとっては聖地として、また、別の者達には興味の対象として、ひっそりと知られていくのであった。・・・そして、そこにビジネスチャンスを見出す者もいた。アイドル戦国時代に新しい可能性を探して島に上陸するアイドル一行!Youtuberとしてアクセス数を伸ばし暮らしていきたい若者達!無人島の管理人!そして・・・謎の人物』」
島民B「俺らの世代でいうとTBS『ザ サバイバー』のイメージだよな」
島民A「ボクは視聴てませんでしたけど、ちなみに どんな番組だったんですか?」
島民B「一般の男女が 無人島に上陸して早い話が共同生活するわけさ。ところが、番組上のルールがあって、毎夜、投票により、1人脱落しなければいけない。参加者同士が裏切るケースも 当然あるから その心理戦よ」
島民A「サバイバル生活を送っていても『社会』からは追放されてしまう」
島民B「まあね」
島民A「集落みたいな?」
島民B「いや、参加者は みんな現代人だし、ひとりの権力者が周りをふりまわす、というよりかは 友達や恋人の何気ない関係性が 左右したと思う」
島民A「実はそういうリアル観察番組が流行ってるのがアメリカなんですってね」
島民B「うん」
島民A「あのメガヒット映画『ハンガー ゲーム』 は巨大帝国が若者たちの争いを生中継し、娯楽化してる設定ですからね」
島民B「…俺の『やって みたいことベスト10』は無人島生活だけど」
島民A「へぇ」
島民B「イギリスのブック・メーカーが 賭けの対象にしちまいそうなんだよな」
島民A「オッズ付けられねえよ!」
島民B「3日間以内に猿たちの親分に降臨できるか…」
島民A「動物界に溶け込もうとすんじゃねえよ!人間として生きろ!」
島民B「あと、条件としてはシチリア半島在住のイタリア人とは一種に なりたくないんだよな…」
島民A「国際旅客船でも難破したのかよ」
島民B「まるで観光だぜ。朝はビーチで日光浴、昼はビーチで日光浴、夜はビーチで星空を眺めてそうでさ…浮かれた国民性だと俺は思うんだよね」
島民A「しかし、食事 がな」
島民B「ま、そこは『ピザーラ』にTELするから いいんだけどね」
島民A「いちばん、浮かれてんのはお前だろっての!回線 繋がったとしても どう電話対応すりゃいいんだよ!店員は!」
島民B「『あぁ、その声は 息子じゃないか…!15年ぶりだなぁ」
島民A「展開が急すぎるよ!」
島民B「まぁ、シチリア半島在住のイタリア人は ともかく、こんな奴とも無人島生活したくないね」
島民A「どなたですか?」
島民B「マック赤坂」
島民A「あぁ、なるほどね。失礼だけど」
島民B「うん」
島民A「シェアハウス 脱落しそうだしね」
島民B「ひでぇのは路上パフォーマンスだよ」
島民A「ラジカセ、マイク、コスプレ衣装が野生動物から身を守るアイテムになるかもしれないけどな。びっくりでしょうハゲタカも」
島民B「はじめは近寄りませんよ」
島民A「ってことは徐々に薄れていくわけだね」
島民B「そう。で、猿のボスと闘うはめになって、マック赤坂が 汚い手を使って勝利して、誰が この群れで偉いか決めようぜ、ということに なってね。そうしたら マック赤坂が『選挙だ、選挙だ!』と…叫びまくって」
島民A「 いよいよ溶け込んじゃったのかよ!!!本望じゃねえだろうによ猿の知事は!」
島民B「で、56票対2票で元いたボス 猿に敗れてね…」
島民A「無人島でも泡沫候補だといいたいのか!マック赤坂さん にあやまれ!」