満足度★★★★★
同じお話なのに
体調を崩している状態であったものの、その日にしか、観に行くことができず、無理を押して、参加いたしました。
物語りの世界に集中できなかったため、初演と比べて如何というのもおこがましいと思いながら、感じたことを述べさせていただきます。
初演は美しい、今回は綺麗。そんな印象を受けました。
ゴベリンドンというお話の輝きはなお、そこにありつづけるのですが、物語りとしては、初演の方が強く心惹かれたなあ、と思います。
語り部の皆さんもパワーアップしている、音響も、衣装も、演出も、美術も、スタッフさんもみーんな。
それなのに、どうしてだろう?と考えたとき、想像の余地が狭まってしまったからかも知れない、と思いました。
おぼんろさんはきっと、素舞台でも魅せられる劇団であると、私は信じています。だからこそ技巧の凝らされた、いろいろに、想像を奪われてしまったのかなー?と。
劇場に入ったときのあのときめきは、変わりませんでしたが。
次回公演は、ちゃんと体調を整えて臨めたらと思います。
2015/06/14 11:29
ただ「想像する」ということに慣れていない人達には、そういう設えも物語の中に入り込むための手助けになる、ということもわかります。
だからどうのということでなく、ただ単に共感を示したくてコメントさせて頂きました。