青年団+大阪大学ロボット演劇プロジェクト アンドロイド版『変身』 公演情報 青年団「青年団+大阪大学ロボット演劇プロジェクト アンドロイド版『変身』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 無題1477(15-125)
    19:00の回(晴)。18:00当日券用整理券配付、18:55受付、18:59中へ、最前列桟敷へ案内される。

    過去2回とは異なり、入って左に客席、右が舞台、中央にベッドとザムザ(アンドロイド「リプリー21」)、下手にドア枠、小さなテープルと椅子、上手には観葉植物、床には絨毯。

    19:06開演~20:29終演、トーク20:35~21:05。平田さんの作品とは相性が良くないので観るつもりはなかったのですがイレーヌ・ジャコブさん観たさにやってきました。「ふたりのベロニカ(1991)」しか観ていませんが観に来た甲斐がありました。

    肝心のお芝居ですが、やはりピンときませんでした。(人造)ロボット/アンドロイドと人間との関係は、古くは「フランケンシュタイン」、「鉄腕アトム」「8マン」、「AI」「アイ,ロボット」などSF映画やアシモフの作品等で何作も描かれ続けてきたもの。

    現実の「(人型)マシーン」の発展には関心がないので、この作品のよさには気づかないのでしょう。「動き」は限定的(うわまぶた、くちもと、首、腕)で、サンダーバードのパペットのほうが表情は豊か。

    なので演劇というフォーマットに人型の造形をもってくる理由がわかりませんでした。

    ネタバレBOX

    サイボーグ物では「サイボーグ009」「マンプラス」、対立する機械は「砂漠の惑星」「ターミネーター」「2001宇宙の旅」...

    人は自身を何に映すかで自身を知ろうとするのか、それは「虫」でも「ロボット」でも「テープル」でもなんでもいいのではないかと思う。

    トークで外部記憶装置が発達し、直接、脳内にセットされるようになるはず、という話がありましたが本当にそうなのか。デバイスの飛躍的な発達の方がありえそうに思えました。

    脳は人間の時のままなのか、機械なのか、という質問には答えませんでしたが、ここ(意識とは何か、自我はどこにある...)が面白いところではないのかと思うのでした。

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    2015/05/08 00:20

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