シュレディンガーの猫たち 公演情報 激嬢ユニットバス「シュレディンガーの猫たち」の観てきた!クチコミとコメント

  • 無題1474(15-122)
    13:30の回(晴、暑)。

    13:00受付(指定席)、開場。BGMはThe Eagles。

    逆コの字で奥から客席に向かって傾斜、壁にはいろいろな「物」。斜めになった柱が視界を歪め幾何学的。その間にテーブル(燭台)。

    「シュレディンガーの猫」は自然科学の本を読んでいると時々出てきます。簡単に言うと「重なり」「パラドックス」「たくさんの可能性」のようです。

    有栖川さん「PARADE~終演の詩(2014/5@pit)」「存ぜぬ快楽(2011/3@ザムザ)」、南さんはひょっとして身体の風景(2014/5@d-倉庫)?

    13:20/13:31前説(アナウンス)、13:32開演~14:57終演。

    発想と構成はとても面白いのですが、突然「密室」に移動したのに普通の感覚で過ごしている...というのが「?」でした。「CUBE」くらいの緊張感があればなぁ~と思いました。

    ネタバレBOX

    推理小説では「密室もの」になるでしょうし、SFでは「パラレルワールド」と設定自体に新味はありませんが、役者さんの魅力でなかなかのものに仕上がっていたと思います。

    ただ、なぜそうなっているのか、仕掛け/黒幕/真犯人、の「解」を示さなければ本当の衝撃は得られないのではないかと思いながらも、結局何もわからない、という終わり方もいいかなと、終わってしばらくしてから思うようになりました。

    ただ、いずれにしても凍りつくような恐怖、圧倒的ななにかの力、一切のコミュニケーションを排除したものの存在、それらと無力な人との対比があれば。

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    2015/05/05 13:46

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