ヘイセイ・アパートメント 公演情報 劇団 贅沢貧乏「ヘイセイ・アパートメント」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    こんな想像をしてみたんだけど…
    贅沢貧乏 家プロジェクト 第3弾「ヘイセイ・アパートメント」2回目。

    ちょいとお酒を飲みまして、帰りしな電車の中でいろんなコトバを反すうしていたのですが、ふいに様々な考え/想像に落ちてしまって・・・

    ※)以下ネタバレBOXでm(__)m

    ネタバレBOX

    ここからネタバレっぽく。

    僕の中で出た1つの答えとしては「この世界は2014年の市子が見ている夢の中」だったら、というもの。
    彼女自信の、26年後には子供もいるだろうし、アパートして色んな人が寄り添っていれば良いなぁ~、という気持ちが創りだしているんじゃないかって。。。

    そして我々観客は、その夢の世界を覗いているんじゃないかと。
    (映画でもあったよね『トータル・リコール』だっけか…いや、あれは「旅行の記憶を売る」か。)

    で、その夢は基本毎回同じストーリー=木下さんがアパートを出て行くところから、木下さんと優季が桃缶を食べるところまで、を繰り返す…
    (映画だと『恋はデジャヴ』的な感じ。起きても起きても同じ日を繰り返すってやつ。全然余談ですが、ビル・マーレイ好きなら『ブロークン・フラワーズ』オススメ。『ロスト・イン・トランスレーション』も捨てがたいけど。)

    まあ市子のことなので、毎回同じ夢にはならず、色んな変化=アクシデントや、各キャラクターの心理も変わってくるんだけどね笑

    かなり的外れな話をしているんだけど、
    仮に市子の深層心理があの世界を生み出しているとして思い返してみると、1つの1つの出来事の見えや感じ方も変わってくる。一番は、由梨さん演じる優季(ユキ)、の印象だけど。


    うまく書けないんだけど、
    もし「夢でしたっ!」って物語が終わっていたら……なんだけど、目の前の現実は変わらない、いやもしかしたら予期せぬ方向へ進んで行っているのかもしれない。
    26年後、福島の状況はどうなんだろう?自衛隊は国外に行っているの?などなど、突きつけられた時、どうすれば良いのか。

    ラストシーンに向け、心の中の引っかかりが徐々に重くなっていく、そんな2回目でした。

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    2015/04/16 03:07

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