満足度★★★★★
小雨の中の不思議な世界
コミケにおいては会場内で走ることは危険行為であって、
イベントでは禁止事項である。
しかし、一般参加者として分類される同志の中では時折その禁忌を破る者があり、それは絶えることのない悪行として運営を悩ませる頭痛の種でもあるのだ。
常時会場内では歴戦のボランティアスタッフがユーモアを交えて蛮行を制する場面が散見される。
…行けるかどうか分からない状況の時の話。
前もって行けそうならば演者さんのノルマの事も念頭に置いた上で予約を申し込む。もちろん贔屓の演者さんの扱いフォームを用いてだ。
白票である当日入場客がいた場合、誰の客かで騒然となるであろうと予測される(※誇張)。
本番を控えた演者さんに余計な心配は掛けたくないところ。
今回。
ギリギリまで予定が見えなかった為、目当ての役者さんが居たのに関わらず扱い不在の当日券で入り、後々になって先に「○○さんを観に来ました」と言えば良かったなと過剰に不安を抱いてしまったけれど、それはさて置きで。
ミュージカルは以前1度観た程度の当方若葉マーク。
どのようなものだろうかボンヤリするだけで、考えるだけ意味は無しと思考は投げ捨て。
※ちなみに観たのはteam Honey回
開演直前から凝った仕掛けがポーンと入り、意表を突かれる!
なんと!これはこれで好きだ!
そうして本編が始まり、不思議な旅に誘われるのですが…!
素敵なのに熱いところもあり、
出演されている青木清四郎さんのあるシーンには
拳を突き上げて雄叫びを上げたくなる程!!
うぉおおおおお清四郎兄貴ぃいいいいいい!!!!!!
涙腺からしょっぱいのが出るわ出るわ。
耳を澄まさずとも聴こえてくるわすする音が。
他出演者さんも美しい歌声に可憐なダンスで素敵繚乱、満開でございました。
年齢を問わず幅広い人に愛される舞台であったと思いつつ、
会場のd-倉庫のトイレには剥き出しの鉄骨がいい具合にカッコよかった事もポイント高かったですね…!
アフタートークも楽しくて、当方ご満悦。
思い出土産として物販でパンフレット(700円)をチョイス。
全ページフルカラーで、出演者さんはじめ関係者各位も交えたプロフィール&写真&一問一答が掲載されている内容で
振り返りがてら魅力的なキャスト勢の追加情報を得られる形としてグッドでありました…!