満足度★★★★
あからさまに葡萄、さりげなく煙草。作中の時間で人物の印象が変わる、ということがある。例えば、日比大介の笑顔一つをとっても、印象がころころっと変わる。人物の切り取り方が誰をとっていても魅力的。そこが赤堀戯曲の白眉である。葡萄の使い方が印象的であると同時に、あからさますぎる気も。もう少し、意識化に葡萄を植え付けるやり方もあるのでは無かろうか。それにしても、煙草が印象的な劇団だ。その何気なさが非喫煙者にしても、ちょっと格好良く思えてしまうのだ。
ネタバレBOX
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2008/09/16 00:22
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