走るおじさん 公演情報 あひるなんちゃら「走るおじさん」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    おじさんはなぜ走るのか。
    笑顔でいられる駄弁芝居。

    ネタバレBOX

    公園で走るおじさん(根津茂尚)。

    彼の走る理由を探ろうとする警察官の末弟(澤唯)。
    付き合わされる数学者の妹(石澤美和)。
    走る父を快く思わない娘(松本みゆき)。
    彼を応援する友人(園田裕樹)。
    アイディアだしに公園に来ては
    走るおじさんを気にする人々(篠本美帆、志水衿子、堀靖明)。

    とにかく緩い世界観が好き。

    走るっていうのが(マラソン)だと思ってたら、
    よくよく見ていくと短距離(100m)ではないかと。
    10秒00が日本記録とかまさに。

    よく見たらスプリンター駄弁芝居って書いてあるじゃないか。
    ランナーじゃないし。

    色んなタイプのボケとツッコミがいて、
    かといって観る方は力を抜いて笑っていられるのがいい。

    娘が父をボコボコに殴り飛ばすというのも、
    光景が描写されないにしても、
    なぜか牧歌的に思えてしまう不思議。

    主宰の関村さんの前説から、
    あひるなんちゃらの世界観は始まっているように思える。
    今回(千秋楽の公演)は、本編の最後の台詞を発表するという
    革命を起こしていた。

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    2015/03/10 13:31

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