金色の翼に乗りて 公演情報 ピープルシアター「金色の翼に乗りて」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    必見の舞台、まさに演劇精神満載!
    日本人の青年、フィリピーナ、在日2世。
    この設定で語りかけるのは、人間の生き様。

    自分たちが置かれた”今”をどう受け止めるかの問いかけである。

    華やかなエンターテイメントを主流とする現代の演劇界に、演劇本来の姿を骨太に誇示する作品である。
    …この演劇界に於ける対比も本作が示す社会疑念のいち要素であるのだが…余談

    脚本・演技ともに素晴らしいです。

    是非、演劇本来の姿と本作が提示する主題を体験しに出かけて欲しいと思います。

    ネタバレBOX

    プロローグとエピローグに登場する「老人」は誰なのか?
    世の中にモノ申さず年老いてしまう我々(観客)を示すのであろうが、「老人」であるが故に直截的に訴えてこなかった。
    当初は、作者の分身なのかとも思った。

    某国(亡国?)首相が、議会制民主主義を踏みにじる政治家であるという現実を「ヤジ」という最も軽率で品性下劣な行為で露呈させたことが報じられた(一部でのみ)日の感激であったため、余計に感じる事が多かった。

    生きる人間各々が胸を張って生きることを欲することが、悪政・暴力・経済至上主義からの貧富の格差や拝金主義を打破し静かな平和を勝ち取る唯一の方法であるというような主張は、ともすれば夢想主義、共産主義等の言葉で切り捨てられるが、やはり心の奥底ではそれを否定しきれない心のひだも持ちながら生きているのも現代人の姿であろう。

    哀しい人々にスポットが当てられた本作であるが、”普通”であると自負する多くの(勿論筆者も)人々をえぐる作品も期待したい。

    役者の皆さんには大拍手でした。しっかりと客席に役の想いを届けてくれていました。

    個人的には、こんな素晴らしい演技をした演者が、終焉後にお見送りをするという姿勢が逆に残念に思いました。
    もう彼等はその役を自分の物にしているのだから、部隊の上での静かな「礼」だけで充分だし、かえってしらけてしまいました。

    これも余談ながら、大衆芝居のように贈り物をおいたおばさん!勘弁してくれ!!!

    入場時に、紙袋を持った客には主催側で目を配っていて欲しかったです。

    いしださんも災難でした。

    しらける要因のこの2点の改善を求めます。

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    2015/02/21 15:04

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