金色の翼に乗りて 公演情報 ピープルシアター「金色の翼に乗りて」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    お手軽感なしの見応え
    仕事を終えて駆け付けたのですが、間に合わず、ファーストシーンを見逃してしまいました。大変失礼いたしました。
    先日のギルドさんに続き、ある程度大きな会場での、ベテラン劇団さんの舞台鑑賞です。やはりどこかに70年代の匂いを感じました。その時代を経験している先輩方のお芝居は、重厚さ・・・内容においても、労力においても、を感じます。社会性のあるテーマを深く掘り下げる思考力、それを手軽さなんて排して徹底的に、突き詰める突きつける熱量、働力。それだけで最低限の満足は保証されてしまいます。
    お芝居は、プラットホームでの会話が主体となっています。主役の日本人男性とフィリピン女性の会話、フィリピンの女たちとの会話、やくざとのやり取り・・・だけは、アクションも加わりますが。

    ネタバレBOX

    違和感があったのは、場面はプラットホームという日常空間で、登場人物も現代日本の人たちなのに、言葉が文学的に美しい言葉に寄っていたことです。ただ、役者さんたちはそのちょっと違和感があるほど文学表現的な言葉を、とても自然に発されていました。役者さんはとにかくレベルが高かったです。特に偽装結婚相手の女性、すごく魅力的!
    照明もきれいだし適切だし、音響もちょっと重低音強めの爆音系SEがアクセントになっていて、とても効果的だったと思います。
    内容は、今の日本人が考えなくなってきている「国と国」「人と人」の在り方を深く考え、問う、興味深いものでしたが、全般に泣き語るシーンが多く、観ていたい気持ちが薄れていきました。ラスト近くの音楽を聞かせる場面も長く感じました。音楽(と歌詞)に任せないでほしかったと感じたのは、それまでの問題提起を、わたしがうまく受け取れなかったということかもしれません。

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    2015/02/20 23:23

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