義務ナジウム 公演情報 公益社団法人日本劇団協議会「義務ナジウム」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    ”おこもり”と”へこおや”の因習
    脚本が興味深く、舞台セットも十分な雰囲気醸し出していました。
    役者も皆さすがと思わせる芝居でした。
    まだ、どこかで表に出ない因習が残っていそうなそんな気持ちになりました。
    ラスト前の揚場(あげば、関谷)、九(いちじく 、山下)、美女都出身でない妊娠中の沙織(さおり。松岡)の3者による沙織の夫の次郎の”へこおや”が受け入れられない気持ちのまま、最後に堕胎を口にしようとした時、長男の嫁でありながら子供ができない揚場が言った言葉と一滴の涙が零れるシーンは感動しました。(凄い!)
    この場面だけでも観に来て良かったと思いました。
    素晴らしかった。

    ネタバレBOX

    ”おこもり””へこおや”は美女都(みめと)の美女祭りの日に行う因習にあることば。

    ”おこもり”とは、
    美女神社の社で中二(14歳)の男の子に性の手ほどきをする成人した女性。性的に間違った道にいかないようにし、男としての自信をもたすことがが目的。
    ”へこおや”とは、
    中二(14歳)の女の子が性の手ほどきを受ける相手の成人男性。
    男の家に泊まるため、前もって決めておく。目的は”おこもり”と同じ。

    ひとつだけ疑問だったのは,美女都出身のスカッシュ選手の千晶は中二の時には、”へこおや”の処へ行っているはず。その千晶が今度は”おこもり”となると気持ちに整理がつかないのは、外の世界を見てきたからでしょうが、そこをもう少し掘り下げてほしかったです。

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    2015/01/26 11:14

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