満足度★★★★
アナログ的な笑いをいただきました4
矢代静一氏の劇は、何十年ぶりの観劇となるはずです。たしか大学時代に「労演」の会員として、彼の劇をいくつか観たと思うのですが、いざ、その演目は・・・と考えると、まったく思い出せないのです。
私のイメージとしては、彼は「社会派」のカテゴリーに入っているのですが、Wikidataで調べてみると、プロ野球のヤクルトファンであったり、宝塚を支援していたり紫綬褒章、勲四等旭日小綬章をもらったり、と、けっこう「俗的」(悪い意味で使っているわけではありません。人間くさいというほうが近いかもしれません)だったことに驚いています。
さて劇はとても楽しく見せていただきました。なによりも、しっかりとしたアナログともいってようほどの脚本、個性豊かな俳優陣と、うまいブレンドによって、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。
だるま座の財産は、どのような劇にも対応できる、層の厚い役者陣だと思えました。もちろん、企画力、主宰の熱意などもあるとも思いますが。
2015/02/05 16:22
楽しんで頂けたのでしたら、幸いです。
私も矢代靜一さんは「社会派」だと思っていたので、この台本に出会ったときはとてもびっくりしました。
ご令嬢の朝子さんにお話を聞いてみると、本当に楽しく話題に事欠かないお父様だったようです。
ますます、好きになってしまいました!
今後も精進して参ります。
何卒よろしくお願い致します。