ドアを開ければいつも 公演情報 演劇ユニット「みそじん」「ドアを開ければいつも」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    実家に帰省したら体験しそうな出来事
    8畳間程の和室がメインの舞台。母の七回忌の為、実家に集合した姉妹達。親しい間だから言える事、そうでない事。事情はあるにせよ共通した思い出を語りあえるのはとても意義ある事、女が複数集まればなぜか2対2になったり2対1に片寄ってしまう状況など、4者4様の人生も見えた少し昔の純和風若草物語だった。約80分。

    築地の料理屋の2階、奥座敷が会場。入る前には靴脱ぎ。座椅子席から椅子席設置、満席になっても30席位?席によっては役者が見切れる場合もあるけど、親戚ん家の家族の話みたいで、身内感覚で聞いているうちにあまり踏み込んで聞いてはいけないけど、いつの間にか缶ビール飲みながらコタツに入って成り行きを見守る立場的な感じで見入ってしまった。

    ネタバレBOX

    台詞に「国電」、ラジオや口ずさむ歌が今では懐メロヒット曲、四女の髪型が聖子ちゃんカットだったり、長女は(多分)花椿がトレードマークの基礎化粧品を使っていたり、さすがに白物家電(ドライヤーやポット、ワット数の電灯等々)は、その当時の物は使っていないと思うが、年代的にちょっと昔のごく一般的なホームドラマ系のお話だったが、根底にはたくさんの愛情が詰まっていた。

    長女、34歳だけど、喋る時、手をぶらつかせる仕草がすでにおばちゃんだ、パックの仕方も自分の母を思い出してしまったw 自分も気をつけよう。
    次女、この姉妹の中にいると自ずとそういう性格になるわなー、女友達を作んなよ、あとお風呂早く入って。
    三女、芸術家夫婦の生計ってどうやっているのか知りたいw、あの人ならサブカル系話題含め、色々話してくれそうな人みたいだった。
    四女、自分も末っ子なので、末っ子の悩み方は理解出来た。
    登場人物はこの4人のみ。それぞれ独特の個性が出てて、あー、いるいるこんな人(女)と思って見てしまった。自分の家にもオルガンがあって弾いていたのでその音色が聴こえたのも懐かしく嬉しかった。
    見に行って良かったです。

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    2014/12/21 19:13

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  • なしか様
    観てきた!ありがとうございます。
    感想がとっても温かいお言葉で、大変嬉しく読ませて頂きました。
    お母様を思い出して頂けて光栄です。
    本当に、ありがとうございました!!

    2014/12/26 21:31

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