『ゲルダ〜Christmas Edition〜』 公演情報 ムーンビームマシン「『ゲルダ〜Christmas Edition〜』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    熱演だったけど…
    ダンスに歌に演技、申し分なかったです。
    見応え十分なダンスと、役者さんの熱演、ロビンの涙も見届けました。
    とっても良かったです。

    ただ、他の方もコメントされているように、設定が少しいい加減で、都合がよいように設定を解釈しているので、何故そうなるの?みたいな疑問がいくつも…。
    結果、ファンタジーの世界にのめり込む事ができず、感動の筈のラストや、ロビンの涙も、部分的には非常に感動したんですが…。

    役者さんやダンサーさんが好演されただけに、かなり残念に思いました。
    是非、次回は納得感のある設定でお願いします。

    ネタバレBOX

    私が納得できなかった設定を下記に記載します。
    (次回、再演の参考にして貰えれば幸甚です)

    ①何故、試練の最終段階1歩手前(心のカケラが6つない状況)までいったカナリヤが、最後のゲルダのように喋られないなどの状況になってないの?

    ②ロビンはカケラが1つ足りない筈なのに、普通に見えるのは何故?

    ③セバスチャンが「実は私たち夫婦も、昔、雪野女王に…」と言ったきり、何の伏線にもなっていないし、その内容もさっぱり?

    ④大人のセバスチャンが氷の城にいる理由は、それなりに必然がある(やむなくいる理由がある)筈なのに、全く必然は無かった(居たいから居ただけ?)ようで、最後、娘に「帰って来て」と言われて、簡単に帰れてしまう。
    何の必然もなく、違和感大。すごい薄っぺらい設定に感じました。

    ⑤ロビンが迎えにきたと言った時、何故、カナリヤが帰れないのか?
    カナリヤが帰れないなら、ゲルダが帰るのはおかしいのでは…?

    ⑥魔物が等価交換を無視し、心のカケラを帰したとき、何故、雪野の女王は激怒し、魔物を抹殺したのか? 全く、等価交換が必須という状況説明がなかった?設定は魔物から心のカケラを取り戻す事の筈なのに、何故、横から雪野女王が茶々を入れるのか?

    ⑦等価交換は絶対条件なら、そうだと最初に言ってないと、魔物がカケラを返す決断の重みが全く感じられない…。世界観が共有できない。

    ⑧何故、カナリヤは魔物になる必然が有ったのか?納得感がない。

    ⑨心のカケラを取られた多数の子供たちが帰れて、何故、カナリヤは帰れないのか?

    ⑩最後の場面、聴覚・言葉を失ったゲルダが何故、カイの言動に呼応したのか?

    などなど

    至る所に、疑問に思う設定が…。
    そのため物語の先に進めず、ファンタジーに入り込めませんでした。

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    2014/12/16 17:36

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