日本舞踊×オーケストラ Vol.2 公演情報 東京文化会館「日本舞踊×オーケストラ Vol.2」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    豪華共演
    日本舞踊とオーケストラによるクラシック音楽のコラボレーションを中心に、宝塚やバレエとのコラボレーションも交えた豪華な公演で、充実した内容でした。

    『葵の上』(音楽:黛敏郎 振付:藤蔭静枝)
    能で良く知られる作品を、黛敏郎の日本音楽に基づいたオーケストラ曲に乗せて踊り、格調高く女の怨念が描かれていました。大きく広げられた装束が並ぶシンプルな空間が美しかったです。

    『ライラックガーデン』(音楽:ショーソン 振付:五條珠實)
    ロマンティックな音楽に乗せて男女4人の恋愛関係のもつれが描かれていて、動きから感情が伝わって来ました。明治時代の設定となっていて、アンサンブルが洋装姿で日本舞踊の振りで踊っていたのが新鮮でした。

    『いざやかぶかん』(音楽:ガーシュウィン 振付:若央りさ)
    歌舞伎の創始者である出雲阿国を描いた作品で、ジャズとクラシックが融合した音楽、宝塚の振付家とトップスター、横尾忠則さんの役者絵をコラージュした作品の投影と、盛り沢山のレビューショウで楽しかったです。舞台奥に投影された絵にエフェクトを掛け過ぎていて煩く感じる時がありました。

    『パピヨン』(音楽:ドビュッシー 振付:花柳壽輔)
    青年が蝶を追ってジグザグの道を歩いていると蝶が美しい人間の姿となって現れ、束の間の戯れの後に去って行く様子を描いていて、合唱入りの音楽も相俟って幻想的な雰囲気が漂っていました。蝶をイメージしたドレスが美しかったです。

    『ボレロ』(音楽:ラヴェル 空間構成・振付:アレッシオ・シルヴェストリン 振付:花柳輔太朗)
    天の岩戸伝説をモチーフにしていて、紫の衣装を着た吉田都さんの軽やかでしなやかなバレエの動きと、黒紋付き男性群舞の重心の低い勇壮な姿の対比が鮮やかでした。大勢の舞踊家のフォーメーションの秩序と混沌のバランスが良くて、新鮮な美しさがありました。

    0

    2014/12/14 19:59

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大