始末をかく3「こころをよむ」 公演情報 始末をかく「始末をかく3「こころをよむ」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    無題1319(14-368)
    19:30の回(曇)。19:00会場着、受付(整理券あり)、19:15開場。映像で前説、芝居(70分)、休憩、トーク。

    大きなスピーカーが鎮座、両サイドにタワー型も。入ると、椅子席。2列目と最前列席の間にパーテーションポール(赤いベルト)、上手に机、正面に白いスクリーン。

    19:26当日券の方用か2列目の前に座布団席、ポールと椅子は撤去されました。19:36客席後方から役者(男)登場。チョークで床に円、その周りに椅子が並べられ、次に出てきた役者(女)はその周囲を動き回る…立ったり座ったり、場所を変えたり。役者4人、手前に座り「読む」。最初は小声で…抑揚のない平坦な調子、お経のようでもあり、眺めると、縦書き/横書きがある。「こころ」だと思うものの、読んだことはない。20:03、途中休憩、リアルタイムに時刻が告げられ、テーブルの上では、紙、テープ、メガネなどを使って、切って貼って捻じって、同じ時刻を表現しようとしていて、それをビデオカメラが捉え、正面のスクリーンに映される、20:09後半〜20:40、トーク(岸井さん、カゲヤマさん)20:49〜21:23。

    確認すると、カゲヤマ気象台さん、音響等で、maimuima、激情コミュニティの作品。意外なところでは、劇団森「第七官界彷徨(2011/6@学生会館)」、ポかリん記憶舎「WæNDERING(2011/11 公開稽古@キラリ☆ふじみ)」。福澤さんは「脱衣する蛹」の方だろうか…。

    眺めていたら遠藤さんのお名前があったので観に来ました。此処は3週間前、ダンス公演に来たのですが、今夜は椅子が並んでいてちょっと雰囲気が違います。遠藤さんは4作目「これが100である(2013/9@HAGISO)」「目に殴られた(2013/10@風呂場)」「8-エイト-(2014@7@アツコ)」。

    9シーンで構成されているようで、セリフは断片的、ある部分を繰り返し、歌もある。「日本の現代文章語を演劇にする」という取り組みですが、そのことと役者さんたちの身体の動きとがどう関連づけられているのかは、理解不足でわかりませんでした。

    終わりの部分は群舞のようにも見え、細かい振付構成になっているなぁと感じました(始まりの唐突な部分は、ここだったのですね)。

    先日、川口松太郎著「紅梅振袖(1955年)」のリーディング公演(箏の演奏あり)に行ってみました。コンテンポラリーも舞踏も観るので、本作、面白いフォーマットだと思いましたが、個人的には、どうしたら物語を語るのではないところでの面白さを見つけることができるかな、と。

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    2014/12/02 16:53

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