まつろわぬ民 公演情報 風煉ダンス「まつろわぬ民」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    服従しない人々
    権力に排除された人々が抗う姿が猥雑で熱気のある物語の中に描かれていましたが、個人的な好みと異なるテイストだったので世界観に入り込めませんでした。

    老女が1人で暮らすゴミ屋敷のゴミを撤去することになり、多くの人が家に乗り込むとゴミの姿をした鬼達がいて、撤去作業員の1人が鬼の王と勘違いされて展開する物語で、前半は緩い雰囲気だったのが次第にシリアスな要素が強まり、後半はアクションシーンや熱い演技が繰り広げられました。

    個人的に得意ではない和物ファンタジー系な物語だったので乗れなくて、ジャンプネタを中心としたギャグも元ネタは分かるものの笑えませんでした。
    東北を舞台にしているので3.11絡みの表現があるのは予想していましたが、ストレート過ぎかつ唐突に感じられました。中央批判的な表現はもっとアイロニーを感じさせて欲しかったです。

    段ボールと黒いゴミ袋というチープな素材で作られたセットや可動式の衣装が良く出来ていて、終盤で見せる変化は圧巻でした。

    3人のミュージシャンの生演奏による音楽は様々なジャンルがミックスされていて楽しかったです。

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    2014/10/18 08:21

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