御ゑん祭 公演情報 バンダ・ラ・コンチャン「御ゑん祭」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    観て良かった
    各団体の特徴が出ていました。ただ、それぞれ20分では個性を出し切るのは難しく、ナカゴーとMrs.fictionsが一点集中でインパクトがありました。

    ネタバレBOX

    近藤芳正さんに誘われて近藤さんを使うということは主役として使うということ、けだし当然の帰結でしたね。

    上演順は書き込みNGということで順不同ですが、ぬいぐるみハンターは好きな人に告白する練習をする中学生の話にUFOが絡む話。盛り上がりに少々欠け、せっかく出ることになった小川菜摘さんの使い方も中途半端で、お祭りだからこんなものかなとも思いましたが、神戸アキコさんがなにげに弾いたピアノが素晴らしく驚いてしまいました。

    青✩組は母親よりも先に死ぬ男が彼の人生を走馬灯のように思い出す話でしっとり系でしたが、全体のお祭りとしての賑やかしの中では埋没した感がありました。

    ナカゴーは、森に売春婦を買いに来た男がひたすら口裂け女軍団と戦い続ける話。ナカゴーは二回目でしたが、ゴリラみたいな顔の人はすぐに思い出し、松竹新喜劇でしゃししゅしぇしょと言う滑舌の悪い人みたいな人は作演の鎌田順也でした。金づちでひたすら殴り続けるシーンは強烈で、これぞお祭りにふさわしい大バカ騒ぎという感じでした。

    半海一晃さんと寺十吾さんが楽屋を訪ねてきた風の箸休め的な時間は、とてもしっとり趣がありました。

    Mrs.fictionsは若年性健忘症の話で、健忘症故に夫婦が出会った頃のドキドキ感で告白される妻は、この時だけは嬉しいでしょうね。しんみり、しっとり、いい話でした。相楽樹さんを見るのが目的の本公演。もうすぐ大学に入り家を出ていくことになる娘の、この年代のちょっと汚い言葉遣いも素敵でした。

    アフタートークは近藤さんと鈴木浩介さんと半海さん。あの話は全く出ませんでしたが楽しい時間でした。

    最初、舞台はぬいぐるみっぽい美術に囲まれフェスティバルといった雰囲気で、始まってもお祭りだからこの程度かなという感じもしましたが、次第に盛り上がり、最終的には観て良かったと思いました。

    0

    2014/10/11 07:30

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大