星灯り 公演情報 TEAM 6g「星灯り」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    気持ちいいお芝居ですね。
     最近稀な「お芝居」然とした作品でした。中島敦彦の初期の(良かった頃)と似たテイストとでも言ったら、<な~るほど>とイメージできる方がいるかも。
    決して真似てるという意味ではありません。あくまでテイストの事です。
     とても良く書けている作品だと思います。身につまされる想いで観るかたも多いのではないでしょうか。
     心が清らかになる想いがする観劇後です。
     但し、幕開きの二人のシーンのやり取りの言葉の選び方、言語の使い方、演出の方向はどうも同意できません。
     観ている最中もどんどんその事が不満に思えました。
     敢えて<予定調和>的な展開をとっている事には共感を感じますが。
     以下は「ネタバレ」に書きます。

    ネタバレBOX

    チャラ語を話す人々で満ちているのは<損>だと思いました。
    かえって、登場人物の年齢層・生活環境を単一化させてしまっています。
    チャラ語は芸人夫婦(?)だけでいいのではないでしょうか?
    大山(?)夫妻のプロローグ、妹(名前失念)まで何故チャラ語である必要があるのか理解できません。
    人物描写の面で稚拙に映ります。
    すぐにでも改善するべきでしょう。
    違う環境にいる人々、いろんな夫婦の成り立ちの上での<夫婦の心の結びつき>がテーマでしょうから、言葉と性格を幅広く展開するのは必須です。
    とても勿体ない。

    後は、照明のサスが甘いです。サス抜きするなら、もっと頑張ってサス明かりを誇張するべきです。劇場構造上の問題は解りますが、シビアであって欲しいです。(ハレーションを極力排除するべきです)

    これからも心に焦点を当てた「お芝居」を作り続けてください!!!!!

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    2014/09/04 10:31

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