満足度★★★★
はらわたの飛び出すよう主人公のエゴイズムが暴露されていくにつれて聖母の仮面がボロボロと崩れていく感じにぞくっとした。母性は女に生来宿るものらしいが、誰もが「正しく」発露出来るわけではない。見終えたあとの足取りが重くなるような作品。そういえば前作「悪食」の時もこんな思いで帰ったのだった。いびつな鉄球のような衝撃を寄越す団体だ。
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2014/07/29 14:51
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