期待度♪♪♪
良いお芝居をみたい!
鈴木大拙は,西洋に「禅思想」をつたえようとした人だ。禅は,一種の気のきいた挨拶なのだろうか。禅は,なんでも,大ぼらを吹くのか。わかったような,わからぬことをやって,独善的であるか。思索・分別お無視して,なにがあるのか。科学者・哲学者には,かえって論理で凝り固まった頭がじゃまして,理解できないものか。
宗教とは,人間が人間である限りあるもの。宗教は,動物にはいらないもの。人間は,自分を反省し,批判する,それで,笑うこともある。人間は,自分を離れて,自分を見る。自分と,「他」を比較する。ある矛盾を感じると,芝居を作る。できた芝居の出来が良いと,そこに喜びを見出す。感銘すれば,涙を流してしまう。
鈴木大拙は,戦争には,経済的な問題が多く原因となって来たという。生まれて,死なぬ人間はいないのに,生死の問題に,人は悩む。