ナカゴー特別劇場vol.12『ノット・アナザー・ティーンムービー』 公演情報 ナカゴー「ナカゴー特別劇場vol.12『ノット・アナザー・ティーンムービー』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    ナカゴー「ノット・アナザー・ティーンムービー」観ました
     愛知から赴いた王子小劇場・佐藤佐吉演劇祭、第一週の五演目のひとつ。
     犬と串やワワフラミンゴは売り切れ、柿喰う客はトークラウンジで観れず、残るは肋骨蜜柑同好会とナカゴー。
     さて、どちらにしようか…と迷っている旨を呟いたら、名古屋の知り合い二人がナカゴーをオススメ。
     そういえば、徳永京子さんの「演劇最強論」でも名前を見た覚えが。

     という訳で、あまり事前情報なく、トークラウンジの後で観に行きました。



     まあ、、、開いた口がふさがらないことふさがらないこと(笑)


     歴史観や人種差別など、思想の偏りが露骨、
     人物の動機や感情の動きが、いきなりかつ整合性なく、
     何に焦点を当てたいのか、プロットの整理ができてないという最悪の脚本。

     さらにそれを、

     語彙に問題のある翻訳(知人曰く「訳:戸田奈津子」ww)、
     無意味に過剰にはじける役者陣、
     力を入れるバランスを間違えた特殊効果、
     
     によって、

     昔、昼のテレビ東京系で見たような、アメリカン青春SFクソバカ映画に仕上げてしまったwww(←誉めてる)


     恐ろしいのは、それらがすべて、意図的にそれも緻密に行われているということ。こんなバカバカしい作品を真剣に作り上げてしまう業。。。
     翻訳のところで語った知人(彼も名古屋拠点の演劇人)によると、最近のナカゴーのメソッドをごっそり詰め込んだ内容との事で、いいタイミングで観れました。


     トークラウンジのゲスト、三重県文・松浦さんをして「三重のお客さんに観せたら発狂死しちゃう」と言わしめたwwナカゴー。

     好き嫌いや理解が激しく分かれるであろうこのスタイル、東京圏外での公演はまだまだ遠いかもしれませんね…あ、大阪なら充分ありかも!(笑)

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    2014/07/10 20:08

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