満足度★★★★★
無題1148(14-196)
17:00の回(曇)。16:30受付、開場、受付横から階下へ、いつものサイドに座る..この位置からだと、田中さんは主に横顔、前回とはずいぶん違った構図。
ブルーシート、テーブル、流しそうめん器(泳ぐひよこ)、「西蛙井」のバス停、苦悩する作家...2012/12@王子小で観ているので2回目になります。
衣装、ポジションも変わっていて、上階も使うなどありましたが、ベートーベン(第4楽章)は健在。
フジタさんのあの麺つゆは相当濃いのではないだろうか。
フジタさん&田中さんは「犯行予告(2013/12@サブテレ)」「シスターストロベリー(2014/5@櫂)」を観ていて、今回で4回目。
客入中BGMなし、小説家の横には本棚、夏目漱石集、岩波や学術文庫、16:59前説(75分)、田中さん舞台へ(今回は「白」。タオル、カーテンレース等でつくった衣装、肩ひもはビニールひも、サンダルも白)、流しそうめんの準備、~18:19終演、台本を購入する。
2回目だからか、色の変化が影響したのか、ふたりの間に生まれる気持ちの揺らぎがよく伝わってくるように感じました。
この世は「流しそうめん器」、どこにも行けない私たちが地蔵を前にしてできること、なすべきことは何だろう。待つもよし、進みながらどこかで寄り道をするもよし、そこが「舞台」なのであれば。
これで終わりではなく、また上演してほしい作品です。