キャベティーナ 公演情報 劇団鋼鉄村松「キャベティーナ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    小説として読み返したほうが楽しめるかも
    情報量が多くて、エピソードもメッセージも多くて、ボスさんらしい珠玉の言葉もたくさんちりばめられていますが、いかんせん、言葉に頼りすぎている感が否めませんでした。
    言葉だけでも分かりにくいから、年表まで出してきたりして。
    (でも、あの年表、後ろの席の人は読めませんよね・笑)
    好きな役者さんたちの熱演は楽しめましたが、芝居として面白かったかと言うと、ぶっちゃけそうでもなかったです。ごめんなさい。

    土曜のマチネに観ましたが、私のナナメ前の女性と後ろの男性が激しく笑うので、逆に引いちゃったのかもしれません。そういう、観劇日のタイミングってのもありますよね。

    ボスさんの最高傑作とのことですが、「けつあごのゴメス」「二手目8七飛車成り戦法」の方が好きです。あくまで個人的な感想で。

    個人的にと言えば、これ、今まで一度も行けなかった日暮里に連れて行ってくれた記念の作品になります。
    しばらく活動オヤスミとのことですが、次回作品もきっと観にいきます。

    ネタバレBOX

    相撲ネタは面白かったけれど、ホモネタは必要なのかなー。
    つい笑っちゃうけど、ホモネタで笑わせるのって飛び道具的。
    あと、うさぎドロップ的な展開も、個人的にはいらないと思った。説得力ないし。
    執刀医の不倫の解説あたりも、間延びしたかな。


    最後に聞いた、ガンバチーム全員退団と言うのは、かなりのショックでした。

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    2014/06/01 09:53

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  • あっ、なんか、読み返して、本意じゃない失礼な文章になったとこがあるって思った。
    ここであらためてむしかえすのもなんですけど、
    ナンブケイサツの廣岡篤さんは、ブ男じゃないですよ!!
    (えっ、そこ?・笑)

    「俺物語」の主役がどんだけイケメンかについて、3時間語れる私ですが、
    あれ実写化されるときは、私は廣岡篤さんをイチオシします。

    2014/06/06 14:09

    ボスさん、こんにちは。
    ご丁寧にコメントありがとうございます。

    「面白い」というのは、あくまで個人の感覚で、誰かに説明されてその気持ちが変わるものではないので、冒頭の2行は大丈夫ですよ。
    そして、謝る必要も無いんですよ。
    私が面白くないと思った芝居でも、面白いという人がいる。ここ(コリッチ)に来て、すごくそれを感じました。

    鋼鉄村松さんは、過去の作品で「面白い」と思った劇団です。
    だから、ひとつやふたつ、イマイチだったと思っても、やっぱり気になるから見に行くと思います。

    で、ここから先は、いただいたコメントに対する私の率直な気持ちです。ここで議論するつもりも何もありません。アンケート代わりにご一読ください。


    >俺もホモネタは好きではないのですが、脚本の必然性に強く要請され、やむおえず

    いやー、その必然性が全然わかんないんですけど~。笑。
    (必然性って便利な言葉ですよね。女優脱がせるときとか)
    しいて必然性を見出すとしたら、キャベティーナの愛を受け入れられない養父の事情として、ですかね。「ホモだから」
    ですが、その育ての親に対する愛自体に、必然性も説得力も感じませんでした。

    >拾われた時の記憶があり、親子の自然を受け入れていない、年の差はそんなでもない、若い方が目が見えず美醜の判断があいまい、という条件下では、さほど無理はないかなと思いますが、いかがか。

    そう言われたら、「さほど無理は無い」のかもしれないけれど、残念なことに、お芝居でそれが全く伝わってきませんでした。
    キャベティーナが養父に娘としてではない愛情を抱いている切ない場面、そしてそう思われるに値する養父の魅力的な場面などありましたか?
    ここで強く言っておきたいのは、美醜は関係ないんですよ。ブ男でも、好きになったら好きになるんです。好きになるだけのエピソードがどれだけあったかと。
    余計な、ではないですが、本筋が何本も走っているので、これ以上エピソードを入れられても困るっちゃ困るんですが。
    うさぎドロップ的な展開にするなら、少女マンガ得意なボスさんなら分かっていただけると思いますが、もっと胸キュンがないと。唐突で違和感しかなかったです。

    >いい感じの役者の演技が、いい雰囲気を作って、なんか、ずーっとそれを見ていたい時間が続く、そんな芝居になったらいいなあ、と思って作ってます。

    私個人は、芝居というのは、終わってくれるから好きです。どんなにいい感じの演技でも、長々続くとウンザリします。おまけにオチがなかったら、時間と金返せって思うタイプです。笑。
    作り手や演じ手のヒトと、単純に観るだけのワタシとでは、そのあたりの感覚が違うのかもしれません。私の知ってる狭い範囲でも、作り手や演じ手には「ずっと見ていたい、やっていたい」って思う人多いようですよね。

    ボスさんのお芝居は、90分くらいだとちょうどいいのになって思ったことが何度かありました。
    あくまで提案ですけど、20分くらいの短編をいくつか作ってみませんか。

    そんなこんなで、これからも鋼鉄村松は応援しています。
    押しメンのベスさんがいなくなっちゃうので、次の押しメンを作ります。
    個人的には、今回の中華丼さんの黒タイツ姿(←違う)にちょっとやられています。笑。



    2014/06/06 14:00

    まず、私がこれを言って、だから、この芝居はおもしろいんですよ、というつもりはない、ということをご了承ください。

    俺は、こんな気持ちで作ったんだけれど、すいませんでしたー、という感じです。

    俺もホモネタは好きではないのですが、脚本の必然性に強く要請され、やむおえずというところでしょうか。

    育ての親を、というのも、ドラマとしてはメロドラマすぎて出来れば避けたかったのですが、話がそっちにいってしまいました。ただ自然不自然でいえば、拾われた時の記憶があり、親子の自然を受け入れていない、年の差はそんなでもない、若い方が目が見えず美醜の判断があいまい、という条件下では、さほど無理はないかなと思いますが、いかがか。

    自分は言葉は好きですが、頼っている意識はないんですよねー。演出家としては結構ぞんざいに扱ってる部類だと思います。ちゃんと扱わずに、投げっぱなしだから、いかんのかなーと反省するところはあります。

    年表は、別に白紙でもいいつもりだったけど、見えないとけっこう言われました。

    話の筋はけっこう、作劇の興味の順位では下の位置で、

    いい感じの役者の演技が、いい雰囲気を作って、なんか、ずーっとそれを見ていたい時間が続く、

    そんな芝居になったらいいなあ、と思って作ってます。

    そのずーっと見ていたいという、気持ちが発動させるののに、強力な武器が、よく出来た話の筋ということは、知ってますが、これを生み出すのは、得意ではない、といわざるを得ないのですかなあ。

    理屈ではわかっているのですが。

    ガンバさんチームみんな、休団というのは大きな痛手ですが、

    売れなきゃ、いつかは必ず訪れる爆弾みたいなものです。

    爆発して、喪失感みたいなものはありますが、

    ムラマツベスとかずおに関して、その爆弾の爆発することをもう気にしなくてよいというのは、

    近く必ず、

    爆発の後の静けさを、

    私にもたらし、

    私はこれまでよりは、すこし気楽に、次の芝居を作り始めるのでしょう。

    2014/06/04 13:25

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