満足度★★★
『非行少年』(1964 日活) (監督:河辺和夫)見ました。
開映前の主催者さんのトークが勉強になりました。
東京新聞で紹介された翌日に様々な機関が来て、
いろいろ指導が入ったそうです。
→会員制とか不特定多数への提供とか、
いろいろ区別があると初めて知りました。
で映画は浅草付近らしい、
昭和39年の中学での不良くんの生態観察動画と言えるものでした。
道路が舗装されてないところが多いとか、パトカーが銭パトだったり。
コピーやらワープロ(これも既に遺物ですね)すら無い時代での、
”ガリ版刷り”が見れて時代の進歩を感じたりしました。
下駄履いて番長の居る時代・・・。
”番長”今では口にするのも笑いの元ぐらいにしか感じないですね~。
(もう既に様々なメディアで笑のネタになってますね)
でも変わらないのが受験戦争!
ちょうど今の韓国並みでしょうか?
高校受験での自殺などがあり熱がいろいろあったです。
あ~それと喫煙シーンはめっちゃ多かった~。
昨年話題の「風立ちぬ」どころではなく、
主演中学生さんもスパスパやってました・・・。
これは今では考えられないですよね
喫煙者天国な時代でありました!
体育の授業中に着替えなど置いてある教室に入り込んで、
人の弁当を漁る不良さん・・・。
飼ってる白色レグホンちゃんの羽むしって丸焼きにして食べたり・・。
凄い肉食系(^^)惣菜とかの万引きでないところが時代的でした。
いろいろ文化って時代で変化してゆくんだなぁと思えた映画でありました
・・・結構場所はわかりにくくて少し迷ったデス
(でもロードサイクルでの移動は楽でありました)