うさぎストライプと20歳の国 公演情報 うさぎストライプ「うさぎストライプと20歳の国」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    青春を乗り越える
    二つの青春の話は、どちらも胸をガンガン殴られるような痛みの伴うお芝居で全然スカッとしないのはきっとめちゃくちゃ共感してるから。観劇後にめちゃくちゃ息苦しいのも物語に飲み込まれてるから。

    ネタバレBOX

    『Don’t Be a Stranger!』初めて20歳の国観た。上手い。こういうの見たいでしょって見せつけられた。物語をベタにポップに、でも丁寧に描く。有限な学生生活のかけがえのなさを真っ直ぐ物語に出来るってスゴイ。普通なら、ありふれていて飽きてしまいそうなのに上手いなぁ。うまくいかない事も含め青春。自分の学生時代思い出し泣きそう。冒頭のカラオケも好きだし、両手グー出して『イェイツ』も好きだし、『部活やめるのと死ぬのって同じかな』って台詞は良い台詞だなー。狭いコミュニティが自分達の中で絶対なかんじ、でもそれがかけがえがない感じが良いなと思う。

    『学級崩壊』。観劇後、後ろ向きな印象受けた人はリア充だ!って位救いは少ない。でも青春時代への別れだと捉えるとスッと落ちる。キラキラした時代を経てポッカリ空いた日常を生きる人の市位は切実でそれでも生きていくんだって気持ちにグッとくる。演出にもマッチした大人な作品。

    紙のつぶては言葉なのかなって思った。いつも、役者の身体に負荷を掛けて心情を表しているように見える演出だけど、今回、全般通して紙つぶてを投げていたのは、人に言葉を投げてキャッチ出来るものばかりじゃなくて、むしろ一方的に投げられた言葉は痛いんだなって思う。
    青春がかけがえないものなんて、押し付けで、残りの圧倒的な長い時間を平凡に生きていくこと、相手に求める事と相手が求めることが違うこと、それでもつながっていたいこと。大事な思いがたくさん詰まってて、青春を葬る感じもした。

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    2014/05/14 14:59

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