春の短編集(2014) 公演情報 萬劇場「春の短編集(2014)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    6団体観劇
    アンケートは無し。
    かなりスケジュールタイトで毎回次の時間の客入れに食い込み気味なのもあっても書く時間無いか。
    お祭りみたいなものだし、あまり細かく書いても不粋な気がしますが、こちらにまとめて。


    実は観る前からペケペケと書いていますが、事前に各団体を検索してみました。
    と言うかウェブなりがあるところは大元の萬劇場のページに纏められているわけです。

    ちゃんと今回の企画の事が触れられているのが、
    ノーコンタクツ、劇団C2、そして萬劇場部活動の3団体。

    小石山はユニットの様なのでウェブが特に無いのはいいとして、チームまん○古い情報で止まっている(特にトップの情報が二つ前の公演と言うのがなぁ)
    また夢援隊Companyは萬劇場からはリンク無く、更新がかなり前に止まったウェブの残骸があるのと掲示板だけ生きている様で。。??

    ということで、この段階で2団体はなんだかな、と思ってしまっていたり。

    こういったものに参加するということは、普段と違う客層が検索するかもしれない、ということです。
    なので最初から無いなら兎も角、不完全なモノを置いておくのは単純に勿体無いのになー。

    芝居の内容には関係ないと思ってるかもしれませんが、これも単純に、広報をしっかりやってるとこの方が、ちゃんと気合い入れてやってくれるんだろうなあ、と感じます。

    多分、そういうのが一般感覚です。

    ちょっとでも良く見てもらいたいと思ってやっているのではないのかな。
    見せるのが下手なとこの芝居は観せるのも下手な気がしてしまいますよヽ('ー`)ノ


    受付が少し混乱していた。
    自分は二回観るつもりで来ていたけど、対応してくれた人が何故チケットが二枚あるのか把握出来ていなかったので、最低限のオペレーションは周知してやれると良いです。
    混乱は小さな事の積み重ねかな、と。

    ネタバレBOX

    ■チームまん○
    前説を担当していた。
    自分が入った時はノーコンタクツの麻見さんとトークをしていた。
    しまった、それは最初から観たかった。
    ちなみに前説時、太った人は横(話してる人)を見すぎだと思う。
    トークならば前を意識してやった方が良いと思う。
    自分が上手端の席だったとはいえ、終始後ろ姿ばかりに見えた。

    マイムをやるならばちゃんとやった方が良い。
    特にファミレスのテーブル設定だとあんな風に動けないと思う、気になる。
    どうでもいい部分だとは思うけど、下ネタ混じりのこの内容、ちゃんと芝居をやったらやっただけ対比で映えると思うのです。

    後ろに待機していて役が変わる時に着替えていましたが、30分芝居でそんなに変わるわけではないので、本公演でもやっているのかもしれないけどあまり効果的ではないかなあ。
    また、やるならば着替えが間に合わない場面は無いように作るべきではないかと。


    ■萬劇場部活動
    30分を2作品に分けてきたのはびっくりした。
    30分は基本、短くライトに感じる時間だと思いますが、長く感じてしまった。
    もしかしたら2作品で30分越えてたのかもしれない。
    2作品だったこともあり芝居というより演技の発表会の様な雰囲気でした。
    例えば鞄の中から偶然見つけてしまう場面とか、あまり上手くないと思えてしまったところもあって残念。


    ■ノーコンタクツ
    今回の目当て1。
    実は謎の感動で少しだけうるっと来ました(笑)
    メガネアイドル。
    そういえば会場に降りてく時にえらく賑やかだと思ったら階段途中でメンバーがサイリュウム(光る棒)を配ってた。
    ずるいな(笑)
    ちなみに6団体全部見終わった今も鞄の中で主張してるんですけど、これ!

    これ、本当に解散なんですかね??
    本公演にはもう出てこないのか、本気で気になります!
    ちなみに「メガネふち黒色組」のアイドルグループとしてブログが出来てる様で、その辺りも思わずにやり。
    そう、ネットのうまい使い方ってこうだよ!

    尾鷲さんと麻見さんのコンビ・コントは面白い。
    パフォーマンスが楽しい。
    こういう短編モノに持ってくるのに良い題材だと思う。
    AKB2曲とか、もはや関係ないし!
    知ってれば振り付けとかもっと乗れたのですが、それは残念(自分、アイドル、タレント全く分からないのです)

    最前列に仕込みを用意しておいてもよかったと思う!
    周りのお客さんから好意的にサイリュウム使えばいいの?
    とか相談してるのが聞こえて来たりしておかしかった。
    楽しい時間でした。

    ちなみに明らかに30分オーバーしてた気はする。
    そうじゃなかったら凄い密度を感じれた事に!
    解散LIVEなので、アンコールもできればあると良かった。


    慌ただしく、次の回へ。前説ノーコンタクツの麻見さんでした。
    雰囲気に「踊らされたり」と面白い。


    ■夢演隊Company
    話の作りはちょっと面白かった。
    ただ、剣舞、殺陣と続いた時に舞台上に人数乗せ過ぎだと思う。
    長モノを使ってあのスペースだと無理がある。
    また、この回は最前下手端で観ていましたが、何度が刀が舞台っ面からはみ出した軌道をしていたのでよろしくないと思う。
    失礼な話しではありますが、力量が分からない人の刀が目の前で振り舞わされてるのは正直怖い。
    後にやる劇団C2もスペースの問題とかはそんなに変わらずなんですけどね。
    数センチの違いが観てる方には大きく変わってきたりします。

    あと喉を壊していたかたが何故か沢山セリフを話していましたが。。
    役名が名言されてるわけでも無し(他の役と大きな違いが無かった)、セリフ部分は誰かと代わった方がよかったのでは、と思ってしまった。
    喉が潰れてる声と言うのも味があって良いと思いますが、聞き取れないレベルだとやっぱり、ああ、喉を壊してしまっただけなんだな、と感じる。

    ちなみにここだけぬるりと終わってしまったが、こういう形の企画に参加している以上、やはり「終わりました」の宣言は必要だと思う。
    拍手のタイミングを逃してしまった。


    ■小石山
    こちらも二作品でした。
    二作品目の留置場でのあり得ない話の方が好きだった。
    一本に絞った方が良かった気がする。

    時間に比して暗転が多かった印象。
    どうしても物切れに見えてしまうので、特に短い時間なのだから暗転無し一場面モノとして作れた方が良かったと思う。


    ■劇団C2
    今回の目当て2。
    前回公演を観た時は「中二病」と言うのを誉め言葉として使いましたが、ゲームの様な雰囲気があると思う。

    物語の本質には関係無い部分ですが、ちょっとしたキャラ設定とか面白い。
    武器を投げ入れてくるメイドとか(これもゲーム的)、三段活用が口癖?のコとか。

    割りとコメディ分も豊富で気がつくと声を上げて笑わせられたりしていた。

    そして殺陣ですが、やはりスペースが狭いのでかなり苦労されたんじゃないかなと。
    多人数殺陣も勿論ありましたが、人数絞ったりと工夫が見えた様に思う。

    悪役のメインゲストよろしく、前田さんなぞ殺陣がえらいことになっていましたが。
    直線的に見えて、独特な動きがあって面白かった。
    笑うのが怖い(笑)
    倒れた後も復活があるかもしれないとドキドキしてしまった。
    尺があればあるいは?!


    カーテンコール時は3団体出てくるのでごった返す事になりますが、前田さんはナチュラルにしゃがんで後ろが少しでも見える様に気を遣っていて、素敵でした。
    そういった気を遣えるかたは芝居でも細やかにできる。
    と自分は思う。


    観終わって。
    観劇前の予想通りではあった。
    気合を入れて臨んでいるのが分かるところが順当に面白かった。
    ノーコンタクツ、劇団C2は贔屓目線もありましたが。。
    贔屓する理由が自分にはあります。

    ノーコンタクツ、劇団C2は同じ回で演る事は無かったですが、一緒の回があったらとても嬉しかった。
    その分、他にも気に入る団体があったらなお良かったなー。

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    2014/04/30 00:02

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