OKAMA.Bar「おひげちゃん」 公演情報 劇団SUN「OKAMA.Bar「おひげちゃん」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    蛙の子は蛙
    実際にはあまり聞いたことはありませんが、知らないだけなのかもしれません。

    ネタバレBOX

    オカマになって母と自分を捨てた父親を恨み、今も続く亡き父が開いたオカマバーを潰そうと隣にキャバクラを開店させた息子の複雑な心境を描いた話。

    いきなりの幽霊物。しかも、最初はママさんにしか見えないのかと思っていましたが、結局はオカマなら誰にでも見えて会話ができるという安直な代物でした。じゃあこの十年、何で見えていなかったのって感じです。

    廃業を賭けてオカマバーとキャバクラで指名競争をしようということになりましたが、キャバクラができて閑古鳥が鳴いていたはずなのに、幽霊からショーのノウハウを伝授されたのでしょうか、それにしても相手は若い女性ですよ、オカマバーの方が勝った理由がよく理解できませんでした。

    息子も父親の辿った道を歩みそうです。いったん彼を愛しているキャバ嬢と結婚して、子どもができて、そしてオカマに目覚めるのか、女装に目覚めるのか分かりませんが、そっち方面に行き、妻子を捨てることになるのでしょうか。もしかしたら、夫はオカマバーを、妻はキャバクラを経営することになるのかもしれませんね。

    役者さんたちは真剣に演じていました。そのせいかちょっとどんよりめ、キャバ嬢も陰気過ぎでした。暗転もやたら長く、途中の歌も長過ぎました。

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    2014/04/24 10:22

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